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自宅からニレ池まではなんだかんだで300km近くの道のりです。
朝イチからとなると流石に日帰りはキツいので
今回は前泊としました。
前日木曜の仕事が終わるや否や、高速に飛び乗り一路安曇野へ。
豊科駅前のビジネスホテルには8時半頃の到着でした。
ロビーでKIOくんと合流し、地元の居酒屋へ繰り出し軽く一杯…
とおもいきや、くだらない与太話に花が咲き
気づけば0:00の閉店時間。
だらだら宿に帰り、ひとっ風呂浴びるなどしていたら
時間はあっという間に2時前で、あまり寝る時間もないですw
前泊の意味なしwww
出発は五時半です。
ふたりして寝ぼけ半分でコンビニに寄りつつ現地へむかいます。
豊科駅前からニレ池までは60km程度でして、
田舎の早朝だし40,50分で着けるかなあと思ってましたが
トラックなどが多く、思いのほかスローペースで
現地着はオープン15分前。
しかもまだ管理人さんがみえていないのか、入口にロープが張ってあり
中に入れませんw
どこに車を停めればいいのか分からずウロウロしてしまいましたw
遅刻気味になってしまったので取り急ぎサーチ用のタックルだけ
セッティングして、受付へ向かいます。
ポンドの状況を尋ねると水は濁り気味で、ここ数日は中層で釣れているとのこと。
天気は曇り空ですので魚の偏りは少なそうですかね。
さっそくポンドへ向かいます。
気温は16℃です。涼しいわw
(もっともこの日は名古屋も大分涼しかったようですがw)
釣り座は迷いましたが、日差しを気にする必要がないので
インレットからの流れを受けて、放水管からの酸素供給が
望める餌釣りエリア右手からスタートしました。
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水温12℃。中層より下が見えないぐらいの濁りです。
普段は底まで見えるとのことですので、やはり濁り気味ですかね。
魚の活性を下げるような要因が思い当たりませんでしたので
動きが強めのノア1.4gを先発させ、
カラーもシルエットが強いもので探っていきますと・・・
は、反応鈍いなあwww
表層でボケーと浮いてる魚は当然ルアーをガン無視。
私もはなっからヤツらは眼中ないのでw
レンジを下げて探りますが、完全異常なし。
カラーを中間まで下げたところでノアはあきらめ。
では少しシルエットを大きくしてMIU1.5gではどうかな?
カウント3/9から5/9で反応が出ますが触るだけですね。
結局ボトム付近まで沈めて反応が出たレンジに巻き上げると
いいバイトが出てようやくのファーストフィッシュ。
しかし後が続きません。
同じようなシルエットで動きのおとなしい
アイスフェイクでは無反応。
少しウェイトを下げて1~1.2gのスプーンも反応が乏しいです。
あまりアピールを抑えてもダメなのかな?
どうもよく分かりません。
ボトムバイブなど入れてみますと、最初こそいいバイトで釣れますが
持続性は皆無。
ポンドを反時計回りに移動しつつ、いい場所を探しますが
どこも似たり寄ったりの反応ですねえ。
一番マシなのはノアjr0.9で、強めの動きのスプーンをスローにひくと
時折活性の高いやつが食ってくる感じ。
最初の2時間はずっとこんな感じで時間5本ペース。
巻きのスプーンでは何一つ見いだせないまま、インレットへやってきました。
※
ここでも表層に浮いてる魚は全くやる気が見られませんw
一応チェイサー、メビウスゼロ、アキュラシー、Tロール、バスターなど
手持ちのマイクロを総動員してみましたが、チェイスすらありません。
ふと桟橋を見ると、ポツポツ釣っていられる方がいましたので
ガン見したところ、かなり小さいルアーでボトムまで沈めて
ロングステイ主体の釣り方をしています。
飛距離も5m程ですし、これは…縦ルアー使ってますかね?
試しにバベル1gを投入してみますとやはりいいですねw
1~3投に一匹ペースでコンスタントに釣れます。
但し、通常のリフトフォール、バンプ、デジでは追い切らないのか
反応は薄く、弱いアクション後のロングステイで食ってくるパターンが
大半で、まるで冬のボトムゲームみたいです。
バベルは4,5本獲ってもういいやって感じでw
さてどうしようかなって考えてると、
KIO君が「ちょっと塩焼きにする魚釣るわwww」
っていってあっさり釣ってます
いつの間にそんなにうまくなったんだ?と驚いて
何を使ったかと問うと、なんてこたあない
Xスティックミニミニだと。
君にはプライドというものがないのか!( ゚Д゚)
…
…
……
ちょっとそれ貸しなさいよ!www
いやあ、確かに釣れるんですね、Xスティックwww
あれだけスプーンに無反応だったのに
ポンポン釣れます。
まあ、私はやはり使いませんが
初心者にてっとり早く釣らせたいときや
どうしても魚の顔を見たいときにはいいかもしれませんね!
※
さて気をとりなおして真面目にやりますw
昼が近くなり太陽が顔を出す時間が出てきました。
それに伴い少し魚が沈んだようで
ボトム近くをスプーンで通すと若干反応が出るようになりました。
岸と並行にキャストしてのボトムちょっと上がよさそうで
ここを重めのスプーンで攻めていますとちょっとした事件がw
ズシッと重いバイトが出まして、すかさず合わせを入れますが、相手は微動だにせず。
「クソ、根掛かりっすか…orz」
しかたなく、ロッドをプンプン振って外そうとしたら
安曇野市かと思っていた物がおもむろに動きだすじゃないですか!
まるで沈んだ丸太が動き始めたような重ーい生命感…
ギョッとしたとたんルアーが外れてしまい、
正体は分からずじまいでした。
あとで、管理人さんと話をしたところ
ニレ池には120cmほどのイトウさんがいらっしゃるとのことで
あれは、ひょっとして…w
いや、サンクとかで釣る60cm程度の魚とは段違いな重量感と
首振りのピッチでしたし、私が未経験の大きさの魚であったことは
間違いないかと思います。
逃がした魚はなんとやらといいますし、私のなかであれは「イトウ」確定です!
異論、反論は受付けませんwww
せめて夢を下さい(´・ω・`)
しかし、あれが本当にニレ池の主さんだったとしたら
逆に根掛かりと勘違いしてよかったかなとも思いました。
聞けば常連さんもあえて狙わないようにして、みんなで大切にしてる
魚らしく、仮にしっかりフッキングしてしまっていたら
2lbのタックルではランディングまでに致命的に弱らせてしまっていたと思います。
いや、決して負け惜しみじゃないっすよ!www
※
私とKIOくんはインレットの水門を挟むように釣りをしてたんですが
昼ごろやってきたカップルが、水門の上に乗って釣り始めました。
今日は比較的込み合っているそうですが、それでもお客さんは10人そこそこ。
なにも狭いところで頑張る必要はないかなって思い、移動することにしました。
インレットも固執するほど反応よくないし、何より晴れる時間帯が多くなってきて
シェードを攻めたほうが得策かなって思いましてw
移動先は餌釣りエリア右手の放水管横。朝イチ入った場所です。
ここは大きな木がシェードを形成しています。
ここで今回ボトム用に補強してきたハビィを投げてみます。
するとこれが好反応!
ブラウン
ブルック
ブルック
ブラウン
色ものが連発です。
しかしテンション上がったのはこの辺までで、
釣れども釣れどもブラウンですw
ハビィオレ金が絶好調でした。
贅沢な物でこうなると普段いやほど釣ってるニジが恋しくなりますw
ニジは中層よりちょっと上ぐらいで反応がありますが
スプーンでは如何ともしがたいです。
一度、ブレイク沿いを流しているときにバイトが見えましたが
ルアーを追ってるわけではなく、背後から通過したルアーを
その場で「パクッ」て食って一瞬で放してます(汗)
手元はおろか、ラインにもアタリが出てません。
サンクで悶絶してるときこんなバイトが頻発してましたねw
完全サイトのサンクなら掛けられますが、ほぼブラインドのこの状況では
ニュータイプでもないかぎり、釣るのは無理かなw
きっとこんなバイトを数知れず見逃しているのでしょう。
※
とりあえずスプーンはあきらめ、クランクを出します。
ウェイトを貼ってスローシンキングにしたパニクラDRでの
ボトムノックと、Dクラピーで表層一枚下のスロー引きが反応あり。
ただ、Dクラピーはほとんどのバイトが見えないレンジからの食い上げだったので
食い気のあるニジは中層やや上目にいたようです。
このレンジを直接泳がせても反応はありませんでしたが…
ヤマメを狙ってミノーも使ってみましたが、ニジが数本釣れたのとイワナを1バラシしたのみで
本命は残念ながら釣れませんでした。
今回釣行の楽しみの一つだっただけに口惜しいなあw
KIOくんが
「ヤマメ?スティックで楽勝っすよ」
と調子こいているのがムカつきますwww
※
結局この日のパターンらしいパターンはハビィでの色ものパターンのみでした。
小さく、緩めのバンプでかつテンポよく跳ねさせるのが良かったですね。
巻きに関してはレンジ、アクションともにはっきりしないまま、
ポツリポツリと釣果を重ねる釣りに終始してしまいました。
あまりにも反応が薄く、絞ることが出来ませんでしたね。
最終釣果は51本。(+スティックで4,5本w)
バベルは好反応でしたが、釣れることを確認してやめてしまいましたので
これを多用していればもっと数は伸びたかと思います。
まあ、しかし自分なりに頑張った結果なので真摯に受け止めましょうw
期待に反して厳しい一日でしたが、管理人さん曰く
「まあ、この時期はこんなもんですよ!」とのこと。
今日の水温は12~13℃でしたが、
この辺がニレ池の水温のピークで活性は低めになるとのこと。
12℃といえばバリバリに適水温っていう認識でしたが、
そのへんは釣り場の水温変動域によって変わってくるんですかね?
水温2℃~20℃のポンドと氷点下~13℃のニレ池では
魚が元気になる水温域は変わってくるのかも知れません。
オープン後、水温があがってくる5-7月が一番反応がいいそうですので
次はこの頃を狙って、再度お邪魔したいと思います。
※
前日の寝不足もあり、帰りは結構しんどかったっすw
恵那山トンネルを抜ける辺りから、かなり集中力が散漫になっている
自覚があったので、トラックにぶち抜かれながら
ひたすら法定速度遵守で帰ってきましたwww
無事に帰るまでが釣りです。
次回はこの辺の反省も踏まえて、前日の酒は控えめにwww
以上、苦しくも楽しかったニレ池遠征でした!
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