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タックルデータ
●スピニング1
ロッド:テイルウォーク GEKIHA/KR S641L/SL
リール:シマノ アルテグラ2500S
ライン:フロロ5lb(シーガーフロロマイスター)
●スピニング2
ロッド:シマノ ゾディアス68L←NEW!
リール:ダイワ ルビアス1004
ライン:PE0.8号(ラパラ OctaNovaX8)+リーダーフロロ10lb
●ベイトフィネス(軽量巻き物ヘビダン等)
ロッド:メジャークラフト ゴーエモーション GEC-67ML/BF
リール:アブガルシア レボLT
ライン:フロロ10lb(シーガーフロロマイスター)
●パンチショット・テキサス・カバージグ等
ロッド:メガバス デストロイヤーF5-62X BEARING DOWN TypeS
リール:ダイワ16ジリオンSV TW(1016SV-SH)
ライン:フロロ16lb(シーガーフロロマイスター)
●巻き物用
ロッド:シマノ エクスプライド1610M-G
リール:シマノ 16メタニウムMGL/HG/R
ライン:ナイロン15lb(サンライン DEFIRE ARMILO)
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※
・・・・釣行の度にタックルが増えている気がwww
※
さて、mailmanさんを引っ張り込んどいておいて何ですが
私も初めての山の下湾。ハッキリ言って・・・・
なーんにも分からない( ゚ ρ ゚ )ボー
経験を積んだアングラーなら初場所でも何とかなるのでしょうが、
そこはそこ、(まともな)バス釣り歴5ヶ月足らずのこの私。
釣果は期待できません(笑)
そんな私の先導するボートによくもまあ乗る気になったものです、mailmanさんもwww
とは言え、ワタシ的には相棒がいるのは嬉しい限り。(ボート代も半分になるしな!)
聞けば、mailmanさんも昔バス釣りの経験はあるものの
何も考えずにただテキトーな場所からテキトーに選んだルアーを投げ、
「なんか知らんが釣れたわwww」
みたいなテキトーフィッシング。昔の私と同じですね。
私の場合、管釣りでの経験を経た後に始めたバスフィッシングは
完全に別の世界でした。
考えて釣る釣りの面白さが身についた後ですからハマリ方が凄い。
もうあの頃とは釣りに対する姿勢自体が全然違うわけです。
道具の増え方にもそれが顕れてますねw
彼も私と同じ道を辿るのでしょうか?
ヒジョーに楽しみです(ニヤニヤ)
※
さて、ボート屋さんの開店は午前6時半です。
近隣の迷惑を避けるため、駐車場のゲートはギリギリまで開けないとの
ことでしたので、近くのコンビニで時間まで待機です。
駐車場でぼけっとしてたらmailmanさんも到着。
一緒に現地に向かうと・・・・
もう皆さん、受付・ランチングしてる(汗)
話が違うじゃん(笑)
慌ててタックル等を下ろして受付を済ませ、
フォークリフトで湖面へ。
魚探のセッティングをしたりして、釣り開始は7時近くになってしまいました。
※
まあどうせ何にも分からないから慌てたってしょうがないがね(笑)
事前にGoogleMapで見て、朝イチに入ろうと思ってた
名鉄ワンドと山の下湾の境にある岬は、やはり良いポイントのようで
朝イチから数艘のボートが浮かんでおります。
我々が到着する頃にはすでにさんざん叩かれた後です。
天候は曇り・ベタ凪のトップ日和ですので、一応バズベイトから入りますがケもなし(笑)
一級ポイントなので、本来ならペンシルやドライブシャッドのノーシンカーあたりで
トップ~サブサーフェイスを念入りにチェック、
ダメならスピナベ、クランク(orシャッド)、バイブで中層~底層を探るプランでしたが
すでに叩かれまくった直後なのでそこまでする気が起こらず移動です。
この場所は夕方に入れたらいいな・・・・と思いつつ。
この思いが後にドラマを生む。
※
山の下湾の真珠棚エリアへやってきました。
ここも、事前にメインに考えていたポイント。
シャローに魚がいる状況ならクランク(orシャッド)かジグヘッドワッキーのスイミングで
釣果は堅いと妄想しておりました。
だが来てみてビックリ
広大な真珠棚がすべてベジテーション天国
なんだろ?ヒシモかな?
棚内はもう隙間なくビッシリで、棚と棚の間の通路もほとんどボートを入れる隙間がありません。
もうサルガッソー状態
夏場ならフロッグゲームが楽しそうですが・・・・
ヘビーテキサスでカバー内を攻める手もありましたが
この日はローライトで風もなくカバー内にバスがいる状況とも思えませんし・・・
仕方なく、棚の東側にある防波目的と思われる細長い島が並んだポイントに入ります。
ここは不思議な事に、入る筋によってウィードの濃さが大きく違いました。
ある筋にはモッサリ、ない筋には皆無。
なんでしょ、水の動きの関係ですかね?
※
さて、この日私のポイント選定の主題として
生きたウィード探し
が大前提としてありました。
秋の釣りの指針であるベイトフィッシュも生きたウィードがあれば着くだろうし
それにバスも寄ってくる。
生きたウィードの多いエリアを見つけられればバスが釣れる確率も
高まるわけです。
ですがすでに季節は進行しており、山の下湾内のウィードはほぼ壊滅状態。
防波島の周りもウィードが豊富なところはありますが
くすんだ緑や茶色く枯れたウィードばかりでトロロ藻も多く、とても有望とは思えません。
それでも、mailmanさんがこの日初フィッシュとなるブルーギルを釣り上げ、
私のジグヘッドワッキーにもギルらしきバイトがあったので
魚っ気はあると見て少し粘ってみましたが、バスからの反応はゼロ。
そしてターンオーバーではなさそうですが、枯れたウィードの影響なのか
奥に行けば行くほど水質が悪化していきます。
ここに至り、ようやくシャローを諦めました。
※
となると、次に攻めるべきは沖の地形。
名鉄ワンド・山の下湾は(この日魚探を見ていた限りは)
全体的に2m~2.5mぐらいのシャローフラットのようです。
このフラットから湾外~本湖にかけて4~5mラインに落ちるブレイクを釣ってみたいんですが
レンタルした無免許ボートでそこまで行ってもいいかどうかが微妙な感じ。
とりあえず大丈夫そうなとこまで行ってみた所で水深は3~3.5m。
もう少し深いところを釣りたいが・・・・
その場所にアンカーを打ち、沖に向かってラバージグを投げてみると
やはりラバージグ遠投で届くあたりはさらに深くなっているらしい。
つまり今ブレイクの途中に浮かんでる感じですかね。
その場にとどまってラバージグでボトムを突いたり、中層を泳がせてみたりしてみるもダメ。
おまけにこの時間帯、風は無風~微風なのですが
本湖からうねりが常に入ってきていて、迂闊にボートを横に向けると結構落ちそうになる(笑)
さらにこの日借りたレンタルボートが非常に操作しにくいんです。
一応ハイデッキ仕様にはなってるんですが、そのスペースが狭くて
フットコンが斜めにしか置けない。
おまけにボートの進行方向を示す矢印がペラとズレていて思った方向にボートが進まないし
ボート自体も安定感がなくてすぐに変な方を向いちゃう。
真っ直ぐ進むのも一苦労です(泣)
アンカーは一応装備されてるんですが、湾内シャーローエリアでの使用しか
想定されてないらしく索が短いので、3mではボトムに届かず流される。
敢えて名前は伏せますが、多分このボート屋さんは2度と利用しないと思います(笑)
そんな状態では頑張ってさらに沖へ出ても、釣りにならないどころか
危険が大きいと判断し、沖の釣りは諦めることにしました。
※
正直、湾内では釣れる気がしなかったんですが
葦撃ちでもやってみるか!と山の下湾南側のリーズエリアへ移動。
ですがこのあたりは水深が激浅で魚も全く見えずで釣れる気がせず。
そのまま少し沖へ。
南岸の緩やかなブレイク上に生きてるウィードがポツポツをあるようなので
沖目から岸に向かうキャストでダウンヒルに探る感じにダウンショットを入れていきます。
するとこのエリアでmailmanさんが見事初バスをクランクでゲット。
チビっ子サイズでしたがやりましたねえ(笑)
他のボートでも小バスかギルが釣れている所を見ましたし、
サイズはともかく、魚は全くいないわけではなさそうです。
私にもバスのバイトが出たんですが、ウィードに絡めて放置していて
フットコンを踏んだ時に出たタイミングが悪いバイト(泣)
しかもボートの進行方向と正反対にゆっくりと泳ぐバイトだったため
ウィードに引っかかってるのを流れるボートが引っ張ってるだけだと勘違いしてフッキング出来ず。
「・・・あれ、魚?」と思ったときにはスッポ抜けて、半分切れたフリックシェイクが帰ってきました(泣)
結局、ライトリグに出たバスらしいバイトはそれっきり。
ワンチャンスを取れませんでしたね・・・・
勝負弱いwww
その後、mailmanさんにはバイブレーションで少しサイズアップでもう一本が出ました。
あの男、シレッとしてますが結構持ってますwww
お昼を過ぎましたのでベビーシャッド75を巻きながらボート屋に一旦戻り、お昼ごはんとしました。
因みにこのベビシャは釣るって目的ももちろんありますが、
引っかかってくるウィードの良否とその場所をチェックする意図でのセレクトでした。
※
ランチはボート屋近くにレストランがあったのでそこへ。
入店すると中はリッチなランチとお喋りを楽しむ主婦&若い女のグループで一杯です。
おいどう考えても浮きまくりだ、俺たちwww
汚いカッコしたおっさん2人、ハイソな社交場に紛れ込んだ作業員みたいなwwww
しかも高えし
炭焼きハンバーグランチ、2せんえん也
「来来亭とかで良かったよなwww」とか言いながらシャレオツなランチを満喫しました。
あ、味自体はとても美味しかったです(笑)
※
さて、食後のコーヒーも堪能して店を出ると時刻はもう13時過ぎ。
16時帰着ですから残りは3時間弱ですね。
ここまでmailmanさんが小バス2本にギル1本。
私に至っては1バイト・ノーフィッシュ。
いよいよ自分だけボウズの恐怖が現実感をもって襲いかかりますw
さてどうしようか。
先程、ボート屋に戻りながらシャッドを巻いていたんですが
午前中触らなかった名鉄ワンド内は回収したルアーに絡まってるウィードが
生きていることが結構あり、山の下湾よりも水が良い感じ。
ベイトもチラホラ見えているし風も程よく吹き始めた。
夕刻のフィーディングタイムにはこのシャローエリアに
食い気のあるバスが差してくるかも知れない!・・・いや差してくるハズ!
・・・・っていうか差してきて下さいお願いしますマジでwww
この希望的観測と心中。ラストまで湾内で粘ることを決意します。
そして2時間後・・・・
未だ私ノーフィッシュ(激汗)
生きたウィードは山の下湾よりは多いとは言え
それでもポツポツと点在する感じで中々見つけることは出来ません。
そして、落ち着きなく向きを変えてしまうボートと扱いにくさ満点のフットコンのせいで
折角良いウィードが絡んできてフォローのライトリグを入れようとしても
次に投げるときにはその位置を見失ってしまう。
結局、当たるを幸いにメ◯ラ撃ちして
たまたま良いウィードにリグが絡むのを期待する効率の悪い釣りをするしか手立てがありませんでした。
魚が薄いこの状況では釣れるハズもありませんな。
そんな中、持ってる男mailmanさんはミートヘッドのネコリグでワンバイト得ますが
ドラグ設定が緩くてフッキングしきれなかった模様で痛恨のバラシ。
小バスでしたがもったいない(笑)
※
今にして思えば、ネコリグでバイトがあったってことは私の攻め方は間違ってた可能性がありますね。
魚探に映る魚っぽい反応が浮き気味だったため
ジグヘッドワッキーのスイミングや長めのリーダーのダウンショットで
ウィードの上っ面で誘う釣りを押し通しましたがそれは間違いで、
ウィードポケットの中とかのボトム付近に食い気のある魚がいたのかもしれません。
そこでよく考えていれば、ネコに変えるなりダウンショットのリーダーをショートにするなりと
やりようはあったと思うんですがねえ(笑)
目で見えるものだけにとらわれず、色々な可能性に気づかないとバスは釣れないな・・・と痛感しましたよ。
こうして後で思い返すと、やってみるべき手は沢山思いつくんですが
現場ではボウズで終わる焦りと操船に一杯一杯で、そういうことに頭が回りませんでした。
※
時刻は15時近くになり、片付けとかを考えると残り時間は正味30分強。
ボイルも起こらず、状況は好転する気配もありません。
このままこのエリアで待っていたら
いずれ本当に魚が差してくるにしても、間に合わないかも知れない・・・・
そう考えて、勝負の小移動。
朝イチに入った名鉄ワンド入り口の岬周りへ。
「馬の背の地形に沿って、湾内へフィーディングに差す時の
通り道or立ち寄り場所になるかもしれない・・・」
そんな予想でした。
最初手にしたのはジグヘッドワッキー。
ですが、投げる直前に思い直してシャロークランク(CB-100)へ持ち替えます。
差してくる魚はいたとしても多くないだろうという予想と、
でも差してくる以上食い気は満々のはずという予想。
水質もステインですし、波動で広くアピールして少ないチャンスをものに・・・・
※
この一連の予想が正しかったのか、単なる偶然だったのか・・・
バスに訊いてみないと分かりません。
少なくともこの日一番一生懸命考えましたw
そして黙々とキャストすること10分。
突然「グンッ」と重量感のあるバイト。
殆ど諦めていただけに、一瞬反応が遅れますが
落ち着いてスウィープに力強くを意識してフッキング、
そしてズッシリとロッドにかかる重量感。
キタコレドラマ魚www
「絶対捕る、絶対捕る・・・・」と呟きながらファイトしてました(笑)
イヨケンさんなら「バレんなよ、バレんなよ・・・」ってとこですなw
タックル的に抜き上げ可能とは思いましたが万全を期して
mailmanさんが差し出してくれたネットへ収まったこの魚。
クランクを頭から丸呑みの本気食いは予想が当たった証と思いたい。
いや、そう思い込むことにしたwww
※
うん、分かってるよみんなの言いたいことは。
他の釣り場ならともかく、ここは琵琶湖の南湖。
皆の目標は60up。
50upですら大騒ぎするほどのことでなく、この45センチに至っては
もはやアベレージに毛が生えた程度のサイズです。
でもね、ここまでの流れを考えると本当に嬉しい一本だったんですよ。
1日の苦労も吹っ飛んだんですよ。
でかい声で「ヤッターwww」とか大騒ぎしてたので近くのボートの方は
さぞデカイのが釣れたと思ったでしょうね(笑)
はしゃいでバス持ち写真まで撮影
キメ顔でwww
あれ?でもこうして写真に写るとちっちゃく見えねえ?
角度も悪くて痩せて見えるし。
こういう撮影に不慣れな感じがなんとも微笑ましいね、初心者はよwwww
そっか、だからみんな魚を前に差し出して撮影してるんだね(笑)
次はもっと迫力ある写真になるよう頑張ります。
※
こうして初心者2名の珍道中は幕を閉じました。
自分なりに分析してみると、ここのところずっと本湖の放水量が15tで安定していたため
ボディウォーターに近いエリアに魚が濃かったのではないでしょうか。
あと、前日に降った冷たい雨が活性を下げた可能性もあるかもしれません。
もちろん技術・洞察力が不足しているが故の苦戦だったのが一番でしょうが、
帰り際にボート屋で訊いてみたところ、沖に出ていた方々も
ポツリポツリの釣果&サイズは小さく苦戦していたとのことですので、
我々が下手だっただけってわけではなく、エリア自体がタフな状況だったのかな・・・
という言い訳をしときますwww
釣果としては寂しい限りで釣行の度に「バス釣りって難しい」と思い知らされますが、
それでも最後の最後に1日の苦労を吹き飛ばすグッドサイズを手にすることが出来て満足です。
心地よい疲れとともに帰路に着きました。
豪雨に見舞われながら(泣)
ワイパー全開でも前が見えないよ怖いよママン
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