※
それにしたってさ、行くなら琵琶湖行きゃあいいじゃんね。
ここまで数時間の短時間釣行メインとは言え6連敗でノーフィッシュ。
いい加減、バスの顎持って恍惚としたい所。
そんなタイミングで一体なんだって日本が世界に誇るマゾフィールドである
五三川を選んだのか・・・・
本人談:「(・A・)イライラしてやった。今は反省している」
・・・・だそうです(笑)
※
まあ理由はあるっちゃあるんさ。
琵琶湖の水温が上がりきっていなくてオカッパリで厳しい気がしたし。
(因みにボート借りる金はもうないwww)
なによりネットを徘徊している時に五三川の
主要ポイントの水中地形図っぽいものを見つけたことが大きかったな。
オマケにたまたま観ていたイヨケンさんの釣り番組では
ハートテイルで春爆を満喫、高笑いする彼の姿・・・・
もう釣れる気しかしなかったわけですよ。妄想では。
※
この時期日の出は朝6時頃。東の空が白んでくる時合には釣り場に立ってるべく
目覚ましは朝4時にセットです。
そして安定の2度寝www
最近何か朝がツラいのよね・・・・
朝のシャワーはパスして目覚めから10分で自宅を出発しました(笑)
40分ほどの遅刻で現地に到着するとちょうど日の出直後。キレイだねえ・・・・
※
さて、スタート地点は上流部H池。
少し前に釣り禁?って話が出た曰く付きのポイントですが
どうやらそれは問題なかった模様。
安心して南西のアウトレット部分から釣りスタートします。
スポーニングの魚の入り口と言われてるこの場所から、
産卵場所である東岸のシャローへと続く南岸ブレイクの沈み物周りを中心に
巻き物で流していってスポーン個体の居場所を探る作戦。
さて賢明なる読者様ならすでにお気づきのことと思いますが
この作戦には、ある重要な前提が不可欠となっております。
そう!入り口とかいうからには産卵行動がすでに始まっていて、
魚がその入口以降のステージに進んでいる必要がある。
もしも産卵の進行がそれ以前だった場合・・・・
この日のボウズメーターは一瞬でレッドゾーンへと振り切れる訳ですね分かりますwww
※
さて釣りスタートから2時間程が経過しました。
姉さん、レッドゾーンです(激汗)
前日にイヨケンさん番組を見ていた影響で
この日のサーチルアーはバークレイのパワーウィグラー。
あ、ハートテイルは持ってませんwww
こいつで予定通りに南東アウトレットから南岸~東岸~北東のインレットまでを
巻きながら流してきました。
スタート時点の水温は10.5度。いいですね。
ベタ凪なのが気にはなりますが・・・
岸際を並行に・・・・
斜めキャストでブレイクを・・・・
ストラクチャーはスモラバ撃って丁寧に・・・・
ハイ、何の反応もなし(・A・)
要所要所で根掛かりしますがその時はコイツが大活躍。
(足元から3m以内の根掛かりはほぼ100%回収。オカッパリの必需品です)
途中、出会うバサーには様子を聞くんですが色良い返事は一切なし。
予定通り池を半周し、北東インレットに至ったところで認めたくない過ちを
遂に認めます
朝イチの作戦大外しwww
※
即エリア移動の選択肢もあったんですが、まだシャローに上がりきっていないだけっていう
可能性も考慮し、少しレンジを落とした沖目を探りながら
逆方向に南東アウトレットまで戻ることにします。
ここはフットボールを投入。完全にイヨケンさんに影響されてます。
クロー系のワームを持ってきていなかったので、トレーラーはドライブスティック4.5で。
コイツを沖へ遠投してボトムを探っていきますと・・・・
バンプからのステイ、その後のバンプで根掛かりとは微妙に違う重みがロッドに乗る。
これ魚だろ!
ガツーンとフッキングだ!お手本はイヨケンさんですw
そして・・・・
おお!結構いいサイズの引き!この引きはバスだ間違いない!!!キタコレ春バスwww
「バレんな、バレんな」と呟きながら・・・・気分は完全にイヨケンさんですwwww
※
ええ、マッディな水質のお陰で最後までドキドキ出来ましたよ。姿が見えるまではね。
(ニャンコ先生登場)
・・・・てめえ!ナマズならナマズらしくグネグネ引けや!!!
なにバスのフリしとんねん!
めっさウキウキしたっちゅうねん!
6連敗中のムードを一発で吹き飛ばす待望の春バス、
しかも作戦修正が見事にハマった満足感。そこから奈落へ叩き落されたこの絶望。
打ち砕かれたオッサンの純情をどうしてくれるんだ、ええおい?責任を取ってもらいたい(泣)
※
しかも直後にヒットルアーを根掛かりロスト。さらにスペアなし。テンションミニマム・・・・
まあこのロストのお陰でシャローにポツンとある熱いゴロタスポットを発見出来たので
収穫はありましたが・・・・
気を取り直してエリア移動するも・・・・
※
ここまでのチェックで、少々乱暴ですが春バスの動きはまだ想定より前の段階と判断。
ここからは季節を少しずつ戻しながらバスの状態を考えていく方針です。
少し南下してポイントYへ。
人気ポイントですが見渡すと人はそこまで多くないですね。
ん?釣れてないのか?
それでも護岸マテリアルの変わり目や、水面の波立ちから見て取れる地形変化などの要所要所には
バサーが陣取って粘り倒してます。
少し竿を振りましたが、釣りたい場所が空きそうもないので移動。
深場が隣接するエリアであるポイントDへやってきました。
大人気だったという前情報のポイントDですが、ここも人はそこまでではないです。
ここでは風がなく緩ーい逆流という状況。
巻き物ではなくフットボールやメタルバイブを選択し、
沖から手前へとボトムをサーチして行きます。
するとにわかに風が吹き始める。
「・・・・ここは巻き物チャンスか?」とパワーウィグラーを結び直す。
すると準備完了を待っていたかのように風が止む。もうピタッとwww
再び風が吹く気配ナッシング。仕方ないので再度フットボールを結び直す。
程なく風が吹く。なめてんのか?もうイヤwww
タックル限定されるオカッパリあるあるです(笑)・・・ない?
こうして状況に振り回される私のそばでは高校生ぐらいの2人組がハートテイルのチャートを巻き倒してますね。
キミも昨日のモンドリアンファイター見ただろ、なあ?wwww
※
そんなことを考えていると、遊漁料集金のオッチャンが「釣れてるー?」と声を掛けてきました。
私はすでに支払い済みですので「いやーズーナマ1匹っすよ、釣れねえっすよwww」としばし談笑。
で、何気なく先程の2人組を見ると・・・・
水門管理室の裏にコソコソと・・・・
隠れとるしwwwww
お前らなあ、気持ちは分かるけど払えよ300円ぐらい(笑)
※
さて、この時の談笑でオッチャンからとある情報がもたらされます。
「◯◯◯の近くにある水路がアツイぜ!」と。
まあね、親切で教えてくれてるんだとは思いますが
このオッチャン情報があんまり当てにならないのは一部では有名な話(笑)
そう。
バサーたるもの自分で道は切り開く!
他人の情報など要らん!!!
・・・・で?詳しい場所はよ、オッチャン!wwww
まあ藁にもすがる思いだったんだよ。
「この時期に水路~?」と思わないでもなかったけどね。
オッチャンの笑顔を信じて車を走らせる。・・・・・ここか。
・・・・・・
水深30㎝
いやいや、30cmだっている時はいますよ、バスは。
でもこの時期は・・・・(汗)
折角来たので周辺だけ少しチェックしますが、生命感は皆無。
有難うオッチャンこの恩は忘れないwww
※
そしてノーバイトノーフィッシュ(本命は)のまま時刻はすでに15時半。
移動して最後の一勝負です。
ポイントMへやってきました。
水温は日中の陽気で15℃近くまで上がり、
天候は崩れてきていて曇り空。気圧も低下。
おまけに風がいい感じに強くなってきて、どうみても巻き物チャンス。
今釣れなきゃいつ釣れる?って絶好のコンデション。
期待を込めてワンドのシャロー、それに続くブレイク、橋脚、護岸際と
隈なくシャッドテールを撃ちますが・・・・
何故だ?この無反応。
雰囲気に反して、漂う絶望感。周りのバサーも一切釣れてない。
時刻は17時を過ぎ、あきらめムードが脳内を支配し始めて。
最後は窮屈なサイドキャストしか出来ない状態から、
橋から垂れ下がった鎖と橋脚の狭い隙間の向こうに
惚れ惚れするようなナイスキャストが決まり、期待して巻き始めた瞬間の根掛かりロスト。
これで完全に心がポッキリです。
ヤメだヤメヤメ!やってられっかバカヤロー
虚しく風に舞うラインを光の速さで愛機メタニウムMGLに巻取り、振り返らずに釣り場を後にしました・・・・
対岸で釣りしてたバス少年よ!この後姿を目に焼き付けておくがいい!
これが哀れな敗北者の背中だwww
こういう大人になるんじゃないぞ(´・ω・`)
※
さて、完敗です(笑)
泣く子も黙る悶絶フィールド、大江五三川はまだ私のレベルでは荷が重すぎましたね。
オッチャン情報では40~50cmクラスの釣果はポツポツと出ていたそうです。
上手い人はどんな状況でも釣るんです。修行が足りません。
スポーニングの魚は大潮で動くというのが本当だとして、
前回の大潮時にはまだ水温が低かったことを考えたら
いくらこの週末暖かかったとは言えまだシャローに上がってないっていうことなのかな?
この水温上昇傾向を維持したまま、次の大潮を迎えればその時こそアツい!ってことになるのだろうか?
となると3月の第5週。月火水が次のチャンス。うーむ平日か・・・・
仕事辞めてえwwww
バス釣りってホント、難しくて面白いですね・・・・
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