琵琶湖南湖:ウィードハトモダチ、コワクナイ

mako@zc31

2017年09月28日 15:22

こんにちは(´Д`)

突然ですがみなさんお気づきでしょうか?

いつも釣行記事冒頭の挨拶の後に添える顔文字。
これ、概ね釣果に連動しております。

最近この顔(´Д`)ばっかりや・・・・




えー9月23日(土)。秋分の日ですね。

久し振りの南湖ボートです。

前回琵琶湖で浮いたのは8月4日。随分間が空いてしまいました。
いやー今年の8月は家庭の事情で釣りどころじゃなくてね。

折角買ったパンチングロッドも入魂できないまま夏が終わってしまいました。
ライギョは釣ったけどwww

さて今回釣行は夏から秋への変遷期

まだ夏を引きずった魚もいるかもしれませんが
パンチングは流石に出番がないでしょう。

巻き物をメインに、パンチショット、ラバージグなども対応できるタックル構成を考えました。

ベイトタックル

エクスプライド72H:重めのスイムジグ、スピナーベイト、パンチショット、ラバージグ/フロロ20lb
エアエッジ721MHB:軽めのスイムジグ、スピナーベイト、ライトテキサス/フロロ16lb
エクスプライド610M-G:クランク、バイブレーション、ミノー、プロップベイト、チャター/ナイロン15lb
デストロイヤーF5-62S:サカマタシャッド専用(笑)/フロロ16lb

スピニングタックル

ゾディアス68L:ダウンショット、ネコ/フロロ5lb
テイルウォークGEKIHA/KR S641L(ソリッドティップ):I字系プラグ、ソフトジャークベイト/PE0.8号リーダー10LB

とまあこんな感じ。
南湖っぽい巻物と撃ち物メインに、万一アユパターンに遭遇した状況にも万全の体制。

我ながら完璧です。

オッケー釣れた。

みんな、プレゼント楽しみになwwww

さてこの日のメンバーはn10cさん、otamaさん、ゲス師匠、しゃけ君、Jさんと私の総勢6名(五十音順)

ジャンケン組分けで私はotamaさん、n10cさんと同船となりました。

祝日の土曜という日柄のせいかいつもの土日の1.5倍とも思える混み具合ですが。

季節は秋。巻き物の秋。

さあ巻いて巻いて巻き倒すぜ!






・・・・・・と息巻いたのは最初の1時間だけだったwwww


まずは朝イチのエリア。シャローも捨てがたいんですが
ここはotama船長の実績に基いて南湖北部の沖から展開です。

事前情報では北部はドクリアってことでしたが、結構濁ってますね。
ボディウォーターから離れてるからかな?程よい笹濁りです。

そして天候は曇り弱風コンディション。
これなら巻きでも大丈夫そう・・・・
ってか表層バホバホやろ!どうみてもwwww

ウッキウキでチャターを手に取ってキャスト。

で、表層は異常無し(笑)
もう毎回このパターンやなwww

じゃあ下は?

ボトムへ沈めて早巻き気味の巻き上げで・・・・

プルン

お、前アタリ(喜)
このまま巻き続ければ「ゴンッ」とゴツいバイトが・・・・

プルプルプル・・・(´・ω・`)

ってもう食ってるやんけwwww

どうやら前アタリかと思ったのが本バイト。豆バス過ぎて気づきませんでした。

当然フックアップなどしてるわけもなくジャンプ一発でさよ~なら~wwww

早速のミスその1

さあ今日も来ましたよ!ファーストバイト、バラシです。嫌な予感が(笑)

otamaさんが「ファーストバイトバラシた日はデコるジンクスだっけ?www」と余計な発言をして
不安に拍車を掛けてくれます。

それどころか、同エリアで釣りをしていたゲス師匠まで
遠くから目ざとく「ファーストバイトバラシたらなんだっけ?wwww」と・・・

いいから自分の釣りに集中しなさいよ(泣)

この時間、私のバラシ菌が伝染してしまったようですね。

続いてn10cさんもチャターでまあまあサイズを足元バラシ。

otama船長もバラシで続き、みんな仲良くボウズ予備軍へ編入www

まあよく考えたらそんなジンクスは前回すでに破られてるんですが(笑)

バタバタと巻きでバイトが得られ、「やはり巻物の秋なのか?」と色めき立ったのも僅かな時間。

開始1時間も待たずして、私以外の2人は早くもライトリグ投入。

そしてこれが意外に悪くない。

ダウンショットでotamaさんが55クラスを見事にゲット。何だかんだデカイの釣ります、この人(笑)
その後も小バスのバイトが結構あるみたい。

私は一人でしばらく巻物を続けてみましたが全くの無反応。

つまりエリアに魚はいるけど巻き物には無反応ってことです。

うーむ、コンディション的には巻き物マンセーな状況に見えるんですがねえ、私には。
ホント、釣りって難しい。前日午後から放水量が150tから50tに下がったのが悪さをしてるのか?

もう一つ思い当たる原因としては、風が予報の北西風でなく南風ってこと。
そういえば某カリスマガイドが「南風は最悪です」って言ってたんですよ。

でもなんで南風だと釣れないんだろ?
風が湖流を相殺しちゃうから活性が下がるってことなのかね?

一つ言えるのはこの日はまり高くなく、釣りをスローダウンする必要がありそうってこと。

事実otamaさんとn10cさんは同じワームを使ったダウンショットリグで
ポツポツと小バスをゲットしています。

ふーん、少なくとも30クラスまでは活性は高くないものの食い気はそれなりにあるみたいね。
目の前でスローに誘ってやれれば食ってくるようです。

「じゃあ俺様も取り敢えず魚に触っておくか!」と
似たようなワームをストックから取り出してライトリグを投入しますが・・・

私だけ釣れない(泣)

バックシートなので2人が撃った後を避けるようにフォローしていくんですが
釣れないどころかバイトすら出ない。

ワームの違いってそんなにあるのか?同じようなカーリーテールなんだが・・・

徐々に不安が高まります。もしかしてジンクス再来なのか・・・・?

結局2時間半もの間、このジンクスの不安と戦いました。

時折otamaさんがプレッシャーを掛けてきます。

辛いwww


そしてようやくのファーストフィッシュ

ピカピカの一年生wwww

まあいい、兎にも角にもボウズは逃れた。カワイイ奴めwww

もうこんなんでも正直嬉しい

そう、ジンクスなんて関係なかったんや!
よっしゃ、ここからが勝負やでえwww

この後、南エリアをチェックするため大移動です。

ふーん、南下してくると水の濁りが強くなりますね。ちょっとアオコが舞ってるっぽいかな?
そしてところどころでウィードパッチが水面に顔を出してます。

夏だったら絶好のパンチショットエリアですよ。

もうパンチショットは終焉の時期らしいですが、念のため3人でチェックしてみます。

私は6.8インチのバルキーなストレートワームの1/2ozパンチショット。

湖流の当たる面、当たらない面、パッチの中、外、シェード側など、
コロコロ変わる日照に合わせて撃ち分けていきます。

手数が決め手になる釣りなので、撃って着底、2アクションしたらとっとと回収してまた撃つ。
これを機械のように繰り返すのみ。

バスを引っ張る釣りではないのでバイトは多くないのですが
いるところにリグが入れば食ってくる公算の高い釣りでもあります。

だから信じて撃つ。

乏しい反応に弱気になりそうな気持ちを奮い立たせつつ、ひたすらに撃つ。

グン

・・・・食った

が・・・・

ああマズイ、走り出しちまった(汗)

大きなウィードパッチの手前外側でのバイトだったんですが、そのままウィード内部に向かって走っていきます。

このままでは巻かれる?
仕方ない。食い込みが足りない気がするが・・・・・フッキング!

よっしゃ重い!



・・・・・いや、重すぎる。これウィードや(泣)

ミスその2です。

回収したワームは頭から3センチで千切れていたので
藻バケではなくてスッポ抜けてそのまま藻にスタックしたのかもしれませんね。
やはりフッキングを焦ってはいけなかったんでしょうか。

貴重なチャンスをまたしても逃しました。

普通、こういう時は二度とチャンスは与えられないものですが、
世の中そんなに捨てたもんじゃない。この時は泣きのワンモアチャンスが!

それは先程のミスのショックが癒え始めた頃でした。

晴れていたため、パッチの中に捩じ込んだワームに反応し
「クン」とティップが入る明確なバイト。

テンションを緩めて固唾をのむ。

ラインを軽く揺すって誘ってみる。

「ゴキュ」食い直してくれました!今だ!

ラインスラッグを取りながらギア比8.1:1のタトゥーラを全力で巻く。
そしてティップに重みが乗るのを感じたら、巻き続けつつのフルフッキング!

乗った!

まあまあデカイ感触。少なくとも小バスじゃない。

ロッドを立てたまま、ラインスラッグを取る時の勢いそのままにリールを巻き続けます。

よーし今度は巻かれずに主導権を握れた!

巻け、巻け、ホレ巻けwww

浮いてきた。貰ったぜこの勝負!

この時ふと足元にあるウィードパッチが目に入った。





そう、目に入ってしまったのだよ。

あれだ、人間って目線の方向に動いちゃうって言うじゃん。

車なんか運転してても、行っちゃいけない方を見るとそっちに吸い寄せられるって。

あんな感じ。

「このパッチに入られたらヤバイ」

と思った私の心を読んだのかのように一瞬にして潜り込むバス。
「やべえ」と思ったときにはすでに遅し。

巻・か・れ・たorz

まあ多分一瞬躊躇したんだと思う。今から思えば。

このまま強引に寄せ切るか、一旦パッチから離れる方向にいなしてから寄せるか、
迷ったんだと思う。迷ってリールを巻く手が一瞬止まった気もする。

どちらの対処をとるにせよ、隙を見せてはいけないのだよ。
その一瞬を見逃さなかったバスの勝ちだったってことだ。

これでミスはその3となりました。

もはやミス製造マシーンと化した私。

2度も与えられたチャンスを無下にしたら、
そら琵琶湖の女神様もお怒りになりますわな。

この後も苦難は続きます。

暫くの間3人でパンチショット修行を続けますが
反応はなくなってしまい完全なる沈黙状態。

こうなればこの水質イマイチなパンチショットエリアに執着する理由もない。
カナダ藻エリアに戻ってライトリグを撃って行きます。

otamaさんとn10cさんは同じワームのナチュラルカラーを使っているので
私は別の似たようなシェイプのワームでアピール強めのカラーを試してみることにしました。

そのどちらかが問題だったのか、それとも動かし方の問題なのか。
はたまたボートの立ち位置の問題なのか・・・・

私だけバイトが遠いんですよ・・・・(泣)

んー何が悪いのかな。

試しにカラーを落としてみますか。

ついでにスモラバにしてシルエットの存在感だけは出してやります。

するとほどなくヒット。

35センチでも嬉しいっす(笑)

コンディションは良好でいい引きを味わわせてくれました。

やはりカラーは強すぎない方が良さげ。ラメ入りとかは封印です。

ですが、流石に水深4~5mのエリアで1.8gのスモラバが着底するのを待つのはダルすぎる。
カウント20ぐらいかかります(笑)

やはりこういう時はダウンショットが理にかなってるってことだな、うん(笑)

素直に先程までの1.8ダウンショットに戻します。

ワームは・・・・そうだ、otamaさんに分けてもらった使用ワームを使ってみますか。
この日コンスタントにヒットを生んでるワームです。

これで釣れなきゃ・・・・・・腕が悪いってことになっちまうなwww

恐る恐る投入する




いやー釣れますね(笑)
難なくバイトが出ました。そのルアー、購入決定wwww

しかも小バス以上デカバス未満の「グングン」という気持ち良いバイト。

強めのスイープフッキングがしっかり決まり、魚の重みでゾディアス67Lをしっかりと曲げる。

完璧だった。

次の瞬間ラインが切れた以外はな(泣)。

魚が突っ込んで強度限界を超えたとかじゃなくて、「プッ」って手応えでアッサリと切れました。
ラインにかかった負荷なんてせいぜい2lbがいいところ。全く無理はしていないのに・・・

釈然としない気持ちで切れたラインを手に取ると・・・・

これ、ライン傷で切れたな。

皆さん、ラインブレイクをした時はその破断箇所を見てみましょう。
・ライン傷から切れた時は「スカッ」という手応えで切れ、破断面が新品ラインみたいにキレイです。
・強度の限界で切れた場合「パチン」といい音がして、ほんの僅か破断面が白く濁ります。
・ノット抜けの場合は糸の先っちょがほんの少しよれた感じになってることが多いです。

で、この時はというと、破断面もキレイだったし明らかにライン傷から切れた切れ方でした。

ライン傷・・・・

記憶を巻き戻してみる。

あ。

先程のスモラバでキャッチした35センチ・・・そういえばバックリと飲まれてました。

「あれだorz」

いやね、本来なら大きな問題にはならなかったんですよ。

普通スモラバからダウンショットに変更したのなら
例え飲まれてライン傷がついていたとしても、フックを結ぶ位置は傷より上になるので
シンカーをロストすることはあっても少なくとも魚の重みで切れることはなかった。

ですがこの時はすこしラインよれが気になったのでスモラバ外してそのままWクレンを結び、
その下にリーダーを結んでダウンショットを組んでたんですよ。たまたま。

このWクレンの上で切れたと見て十中八九間違いないでしょう。

自分の迂闊さにゲンナリです。

基本ですよね、釣った後のラインチェック。
特に飲まれてた時なんてノータイムで結び直しですよ。

もうね、素人レベルのミス。

精神的ダメージが大きかったミスその4です。

もう思い出すのが辛くなってきたな(笑)

ワームのカラーアピールを下げたのはやはり効果的だったようで、
次のヒットもほどなく訪れたんですが
今度はボート際での一瞬の突っ込みに対応が一瞬遅れてのフックオフ。

30cm程度の魚で油断したわけではないんですが、
この時期の餌食ってるバス、動きがめっさ早いです(泣)

ミスも5回目を数えるに至り、もはやキャッチ出来る気がしませんwww

この後は朝イチのエリアに戻り、夕方のチャンスタイムを巻き倒してドラマフィッシュを狙いますが、
一旦ご機嫌を損ねた琵琶湖の女神様が微笑むことはついぞなく・・・

最後の一投、ウィードパッチを縫うように泳ぐスピナーベイト。
パッチからデカバスが横っ飛びに飛び出してくるイメージは結局イメージのままでした。

もうね、惨憺たる有様

合計7バイトで、1ラインブレイク、1スッポ抜け、1藻化け、2バラシ
キャッチ出来たのはたったの2本(泣)

またしても2本(泣)

呪われてる・・・・とは申しません。

全部腕のせいっちゃ腕のせい。

ラインブレイクはラインチェックを怠った完全な自業自得
藻化けと1バラシは運もあるけどやり取りにも問題あったと思う。
朝イチのバラシは本バイトを前アタリと勘違いしてフッキングが甘かったから。

全部自分が悪い。反省点は明確だから次に活かせばそれでいい。

だが問題はスッポ抜け。

誰か教えてくださいよ(笑)

ウィードの濃いエリアで食い込みが甘いまま走られたときってどうしたらいいのさ?

色々調べると、ワーム食って走ったバスは
走りながら食い直すことはまずないらしい。

ってことは、ロングワームでそうなった場合、
走るのを止めてから食い込ませるしかない?

走るのを止めるってのはテンションかけて止めるの?バスが自分で止まるまで待つの?

テンションかけたら離す気がするし、止まるの待ってたら確実にウィードに潜られるんだが
潜られてでも確実に食い込ませてあとはパワーで引きずり出せばいいって考え方?

それとも走った時点で食い込んでることを祈ってフッキングしちゃうほうがいいの?
ロングワームでそれやるとほとんどスッポ抜けるような気がしてならないよ。

この夏、よく考えたらウィードの濃いエリアでのヒットは
ほとんどキャッチ出来ていません(泣)

走られて仕方なく合わせを入れてスッポ抜けるか、
やり取りが甘くて巻かれるかフッキング自体甘かったことも。

フッキングとやり取りに関しては大分マシになってきた気がするんですが
走られたときだけは未だにどうしたらいいのか分かりません。

「琵琶湖の釣りはウィードと友達になれ」

この意味を今痛感しています。
パンチショットが難易度の高い釣りだと言われるのがよくわかりましたね(笑)

もっとこの釣りを練習したかった。

今年は諸事情で夏の釣りに行けたのは2回だけ。これが痛かった。
殆ど上達出来ないまま終わってしまった感があります。

こんな消化不良のまま来年まで夏の釣りが出来ないなんて生殺しすぎるんですけどwww

まあしかし時は戻せませんからね。

せめてこの山積みの問題点を忘れないようにして、
来年の夏、もう少しウィード先輩と仲良くなれるようにしたいものですね笑)

語弊があるのを承知で言いますが、
管釣りってやっぱ(ある程度のレベルまでは)上達が早いよね。
なにしろ数が釣れるから悪い点はどんどん修正していける

それがあの釣りのいいところ。

それに比べてバスは失敗をフィードバックしようにもその機会がなかなか訪れないのよね。

今回みたいに問題解決は来年まで先送りってことも珍しくない。

なかなかに歯痒いです。だからこそ面白いんだけどね(笑)

さて散々な結果でしたがへこたれませんよ、私は(笑)

今週末土曜日は無性にオカッパリがしたくなったので出撃予定っす。
ホントは琵琶湖~醒ヶ井~琵琶湖コースのつもりだったけど
名人戦前日の醒ヶ井は何かとネガティブ要素が多いのでパス(笑)

行き先は養老水系か琵琶湖北湖東岸の河口巡りです。

ま、琵琶湖は湖西の方がいいんだろうけどね。遠くてカッタルイし駐車場所も良く分からんwww

どっちに行こうかな(笑)

フィールドとしては変化に富んだ五三川とかの方が面白いんだけど、何しろ五三川だからねえ(笑)
腕が伴ってないから怖いwww

かといって琵琶湖の河口とかほとんど行ったこと無くて不安もあるし。駐車スペースとか・・・
アユの禁漁期だけどバス釣りして良いのか・・・・?

とりあえず金曜まで悩みますけど、どっち行くかによってタックルが全然違ってくるから早く決めないと・・・・

ねえ、皆さんならどっち行きます?wwww


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