※
朝イチ入ったのは北湖西岸のとある浜の沖。
もうさ、どう見ても巻けば釣れるシチュエーションなのよ。
曇りのローライト、微風でさざ波立つ湖面。
豊富なボトムのカナダ藻フラットに点在するエビモのパッチ。
股間が膨らむウキウキしちゃうよね?ねえ?
もう全員釣れる気満々www
水はクリアなので表層からスピナベ~プロップベイトで流していく。
いつも調整を忘れるドラグもこの日は1投目の前にきちんと調整。
ハイ、いつでもバイト来て大丈夫よーバッチコーイwww
虎視眈々とバイトを待つ。
でな。これがな。
バイトどころかチェイスすらないわけよ。
オカシイよね。この状況で。
脳内で鎌首をもたげるイヤーな不安感を脇に避けて、
ソフトジャークベイトの表層トウィッチ、レンジを下げてシャッドのタダ巻き、トウィッチなど
思いつく手立ては尽くしてみる。
結果ノーバイト。
私には1回だけ豆アジサイズのチェイスがあったぐらいだね。
iシャッドのトウィッチについてきたけど見切って帰っていった。
船中でも、otamaさんが表層で事故っぽくやんちゃな豆バスを釣ったのみ。
ここでちょっと冷静に考えてみる・・・
で、すごく大事なことに気づいた。
ベイトがいねえ
いやいや、この時期ベイトがいないエリアで釣りしたらアカンやろ(笑)
でもなんでベイトがいないんだろうね?と考えてみたら
もう一つ大事なことに気づいた。
水、悪いんじゃない?
パッと見はクリアだし、ティップで水面を叩いても泡立つわけでもないんだけどね。
何となく水が重いというか・・・
水に浸けたラインを持ち上げた時に纏わりつくような感じがするんですよ。表面張力が強いというか・・・
あくまでも経験上なんだけど、ラインがこういう水の切り方をする時って
管釣りでも食いが渋いことが非常に多い。
水質とか細かいことは分かりませんが・・・
otamaさんも何となく悪い雰囲気を察したのか、移動の提案がなされましたので
一も二もなく同意、一気に東岸を見に行くことにしました。
※
透明度が高かった西岸と比べ、東岸は少し濁りが入っていますね。
ですが先程に比べ、明らかにラインの水切れが軽いです。
濁りも流入河川による濁りらしく、粒子状の悪い濁り方ではありません。
取り敢えず・・・・といった感じでの巻き物にはイマイチ反応が薄かったですが、
横の動きに反応ないなら・・・と投入したライトリグで夏っぽい釣りを試してみた所、
途端にバイトが多発・・・!
多発・・・・・ではあるんですが(笑)
全くフッキング出来ません。
使用ワームはフリックカーリーの4.8インチ。
バイトはプルルってラブリーな感じ(笑)
ギルだとコココッて固いバイトですが、これはもう少し柔らかい感触です。
100%、豆バスだなwww
多分4.8インチでもデカすぎる。
n10cさんが、試しに小さなワームを投入してみると・・・ホラ(笑)
15センチクラスが入れ食いwwww
それはそれで楽しそうなn10cさんを横目に私は我慢の釣り。
4.8インチを食える小マシなサイズのバイトを辛抱強く待ちます。
今のところ私だけがノーフィッシュですが負けないもんねwwww
もうね、いつものことよ。
これまでの釣行で鍛えられ、すっかりノーフィッシュのプレッシャーに耐性がついたこの私(笑)
辛抱強く豆バスバイトをスルーしているとようやく
30cmチョイ。まあ引きを楽しめるギリギリのサイズだな(笑)
リグは1.8gダウンショット。
シェイクを続けてると豆バスが触ってきてフッキングしませんが
シェイクで誘ってからステイしているとこれぐらいのサイズが食ってくる確率が上がります。
ただ、このサイズの個体数は少ないみたいでバイトの大半はやはり豆。
試しにワームをビバサターンの3インチにチェンジしてみたら、
案の定、20cmクラスがポコポコとwww
面倒だったから写真は割愛しますけど(笑)
デカイのはほとんど期待できない釣りではあるけど、正直ちょっと楽しいや♡
※
しかし、サターンワームはホント、食わせ能力だけならトップクラスですよね。
この時もotamaさんが「じゃあmakoさんがあと2本釣ったら移動しましょうかwww」などと
わけの分からないハードル設定をして、いつもの私ならプレッシャーでワヤになるところでしたが
そんなの関係ねえって勢いでポンポンと小マシなサイズを連発してくれる有能っぷり。
一本30円ぐらいって価格設定もステキだしカラバリもメッチャ豊富。
難点はつい頼ってしまうところぐらいですか(笑)
まあ管釣りのアキュラシー0.9やファクター1.2みたいなもんだな。
※
その後もしばし小バスと戯れる時間を満喫(笑)
基本豆バスのバイトは積極的に掛けにはいかなかったんですが、
一度試しにシェイクで追い食いさせてみたらこんなヤンチャ坊主がwww
ビバサターン3インチがロングワームに見えますね(笑)
※
一応デカイのを釣るパターンを模索してみたりもしたんだけどね。
最後まで答えは見えないまま。
唯一光明が見えたのは、いくら釣っても30cmクラスが限界のダウンショットを諦めて投入したネコリグ。
スワンプクローラーの1.8ネコでリアクション気味にボトムを小突いてステイしてる時に
「ゴン」と持っていくナイスなバイト。
おお!引く引く(笑)
この日初めての気持ちの良い引きです。
ボート際での突っ込みに何度も耐えて浮いてきたのはレギュラーサイズの40cmジャストでした。
ナイスなコンディションですねえ(笑)
これはパターンか?と期待しましたが、結局いいサイズが食ってきたのはこれっきり。
最後までデカいサイズのポジションを捉えることは出来ずに終了してしまいました。
※
デカイのは一体どこにいたのか?
後から復習のためにガイドブログなどチェックしてみたら、
答えは中層にあったようでした。
ミドスト、フリーリグなどガイドの好みによってアプローチは違えど、
浮いた魚を狙って40クラス以上のバスを狙って釣っておられたのは共通事項。
そっかー中層か・・・・
いやー私もダウンショットで中層をミドストさせたりはしてみたんですがねえ(笑)
どうせミドストを試すなら、フラッシングするリアルフィッシュ系ワームのジグヘッドリグで
ちゃんとしたミドストを試してみないといけませんやね。
リグリ直すのが面倒で、ついダウンショットのミドストでお茶を濁しちゃったのが
非常に悔やまれます。
もちろんあの時ちゃんと試していたとしても同じように釣れていたとは限りませんが、
例え釣れなかったとしても試してさえいれば、後で復習した時に
「だったらエリア選択に問題があったのかもな・・・」とその日の問題点が絞り込めるんですよね。
試してないと中層にナイスサイズがいたのにキチンと攻めなかったから食わせられなかったのか、
そもそもそのエリアにいたのは大半が小バスだったのかが分からないまま。
こういう事やってるからちっとも成長しないんだよねえ(笑)
ちょっとした事を面倒臭がるこの性格、なんとかしなきゃな。
※
そしてラストは恒例の巻き物勝負(笑)
流入河川からいい泥濁りが入ってきている河口エリアで
ひたすら巻いて全員玉砕でした。
あ、otamaさんだけはスピナベで怒涛の3連発
ハスだけどwww
それを見た私、臆面もなくスプーンでハス狙いに行くもバイトなしという屈辱。
n10cさんなんか、クランクでハス釣ってたしwww
なんでクランクで釣れてスプーンで釣れねえんだよwww
ハスのボイル祭りでも起こればサカマタ8インチパターンが激アツだったけどね。
何も起こらないままラストは残念な時間切れと相成りました。
大体さあ、”恒例の”巻き物勝負とか言ってる時点で状況を理解出来ていないことがアリアリだよね。
今思えば1日やってた感触で、”魚がスローなこと”・”食い方がやや夏っぽいこと”
あたりは見えてたわけで。
近くで浮かんでたガイド艇もスローに縦の釣りを展開してたっぽくて、それもヒントになり得たはず。
冷静に考えれば最後のウィードエリアでフリーリグって展開に辿り着ける要素はあったのに
それをしないで巻き物勝負!って聞こえはいいけど単に思考停止で
過去のいい思い出にすがってただけなんだよねー(笑)
ホント、バス釣りって難しいと釣行の度に思います。
かつてバス釣りをやっていた人やベテランのバサーがよく言いますよね。
「昔のバスは良く釣れた(遠い目)」
まあ確かにそうなんでしょう。
”無限釣れ”とか”3桁釣果”とか景気のいい昔話を聞くにつけ、
「私もその頃ちゃんとバス釣りやってれば・・・」と思わないでもありません。
でも決して強がりじゃなく思うんですが、
そんな簡単に釣れるようだったらすぐに飽きちゃったんじゃないかなっとも思うんです。
繰り返しますがバス釣りって難しいです。
だがそれがいい。
風向き、カレント、水温、水質、日照、ベイトの動向・・・・
様々なファクターを考え合わせてデカいバスの居場所を推理し
有効な釣り方をトライ&エラーで模索していって正解に辿り着く面白さ!
例え1日の釣果が数本でも満足感は高いんですよ。
今私がこんなにのめり込んでいるのも多分そう言った難しさ故だと思います。
まだ正解に辿り着いたことはないけどよ(泣)
ま、「いつか心の底から満足できる一本を!」という思いで
毎回琵琶湖に足を運んでしまうわけですよ(笑)
※
なんだか反省ばかり書きましたがね、実際はヒジョーに楽しかったです(笑)
まともなサイズは40cm一本、
あとは30cmクラス2,3本に豆バス多数(笑)
決して好釣果とは言い難いですが、時に無駄なおしゃべりしつつ
時に真面目にエリアや釣り方を模索しつつ、飽きない程度に魚の反応を楽しめる1日でした。
いやー秋の北湖も面白いですね!
今回はボートが30馬力だったこともあり、和邇川~家棟川ライン以南のエリアしか出来ませんでしたが
それでも南湖とは違う広大さを垣間見ることが出来ました。
日頃の行いのお陰で天候にも恵まれたしwww
いつか竹生島とか、もっと北のエリアで大自然に囲まれながら釣りをしてみたいものです。
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次回予定は10月28日に山の下湾で単独釣行。
名鉄・山の下湾を右往左往したことが走馬灯のように思い出されますwww
あの時と比べて成長しているのか?
はたまた同じ轍を踏むことになるのか?
楽しみやねえwww
そして11月にはotamaさんとガイド艇に乗る予定も。
これね、状況が許せばこちらのリクエストにある程度応えてくれるんだろうけど
さてさてどんな釣りを教えてもらおうか・・・・
今回不発だった北の巻き物数釣りもいいし
南湖で一発デカイの狙うのも魅力。
楽しみやねえwww
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