勉強させて頂きました:醒ヶ井養鱒場

mako@zc31

2015年01月26日 20:53

こんにちは。

予定通り1月24日(土)は今年初となる
醒ヶ井養鱒場さんへ行ってきました。

色んな意味でなかなか得難い経験をした一日でしたw


ここ醒ヶ井さんは平日と土日祝で開場時間が変わります。
また、季節によってクローズの時間も違いますので
初めて行かれる方は事前にHPなどでよくチェックしておいてくださいね。

この日は土曜日の釣行ですので開場時間8時半です。

ここの所復活の声が聞こえる醒ヶ井さんですから
少し早めの7時半に現地到着。

いつものように奥の駐車場に続く坂道を登ろうとすると
そこには場長の姿が・・・・

何でも日中、正面入り口より奥で工事が行われるとのことで
その関係で奥の駐車場は使えないとのことです。

というわけで初めて手前の駐車場に車を止めて
これまた初めてのメインゲートで入場待ちです。

ゲートに着くと先客は3名ほどで他にネットやタックルが3,4名分。
6,7番目の入場ですね。
準備をしていた方に挨拶をして最後尾へボックスを置きます。

この日はotamaさんがいらっしゃるとのことでしたので
「まだかのう・・・」などと思いながら
川などを眺めつつ「ボォーッ」としてましたが
さっき挨拶した人が実はotamaさん!www
全然気づかず知らない人だと思って挨拶してました(汗)

さぞ不審に思ったでしょうね、otamaさん。
大変失礼しましたwww

その後はお話しつつ開場を待っていますと
ほどなく置いてあったタックルの持ち主たちも現れます。
otamaさんと談笑しているのでこっそりと「誰ですか?」と聞くと
先日トラキンエキスパ行きを決めたこりきさん始め、名だたるテスターの方々とのこと(汗)

なんという豪華なメンツw
っていうか管釣り鬼たちですwww
その中に迷い込んだ子羊の様な私www

ちなみにこの日は8時頃で10名強のお客さんが並んでおりました。
最終的には15~20名の入場だったかな?

時刻は開場少し前、「今日は前日放流らしい!」という情報が入ります。

ええ、マジすか?

これは嬉しい情報。
慌てて放流カラーをセットしなおした頃に入場開始の時間となります。

思いがけない放流の情報に皆心なしか足早にポンドへ向かいますw
さーて、久々の醒ヶ井はどんな様子かな?

・・・おお、噂どおりのクリアー。ボトムまでくっきりです。

そして水車は回っておらず岸際にビッシリ偏る魚影www

これも噂どおりだな。

皆さんは桟橋の手前から順番に釣り座を構えていきますので
私もその一番奥、端から6番目ぐらいにボックスを置きます。
ちょうどワンドが広くなる手前あたりですね。

うむう、ここまでくると岸際と比べ大分魚が薄いなw
まあ、でも取りあえずは前日放流だし!

そして開始前、左隣りの方から声を掛けられます。
すがちゃんさんでした!

なんでも初醒ヶ井だそうで。
いい釣りになるといいですね!
なんといっても前日放流だし!

それでは張り切って行きましょー
 
天候は曇り時々晴れで天気は微風~弱風
そんなに寒くもなくなかなかの釣り日和ですね。

そしてしつこいようですが前日放流だし。こりゃ期待に腹が胸が膨らみます。
張り切ってドーナのオレ金をキャスト。

・・・・・・あれ?

ええと、何か変だよ?

オレ金に反応皆無。

魚の動きも鈍いし。

私は「????」でしたが、隣りのエキスパの面々は30秒で結論を出した模様。

「放流されてねえ!」

いやあガセネタだったねwwwww

まあ、笑い話ですw
考えてみりゃ、こんなイベントでもなんでもない日に前日放流って変ですし。

オッケーオッケー、気を取り直して、いつものサーチ開始です。

かなりクリアな水ですが一応強いスプーニングからスタート。
魚がボトムちょい上に沈んでるのが丸見えです。
ノア1.4gゴールドで着底から巻き上げ直後にアタリ&掛け損ない。

「ん、意外と魚にやる気がある?」
と半信半疑で投げた第2投、ボトム付近で「ゴン」と重いアタリが出ます。

「おお、今日は思いの外いい釣りに・・・」と思いきや
「グン、グン、グン」と独特のトルクフルな引きw
いきなりのチョウ様ですwww

周りに人も多いこともあり、少しドラグを締めたらあっさりラインブレイク。
ちょっとラインに傷があったかもしれませんね。

いきなりのロストに気分を害しますがw
その後はやはり光物は芳しくなく、少し時間をかけて
じっくりとこの日の傾向を探っていき・・・

結論、どうやら低活性www

巻物ではスローな展開がよろしい感じですが
あまり低アピールでもダメな感じ。

色、アクションでどこかしらアピール性を残す感じのセレクトで
比較的高活性の個体を拾っていくのが効率がよさそうな感じでした。

とまあこのぐらいようやく判明したところで早くも放流の時間です。
ここまでの釣果は時間4-5本とスローペース。

ここは放流でガツンと爆釣・・・・・出来る雰囲気じゃないな、今日はw

案の定、オレ金ならなんでもガンガン!の状態には程遠く
周りのドラグ音も散発気味。

私は最初迷走しかけますが、放流前の状況から魚は早々に沈んだと見て
miu2.2gでボトム巻き上げしてみた所、ようやく良い反応を捕まえます。

が、数本立て続けに釣ってつい調子に乗ってフルキャストしてしまい
はっと気づいた時には高反応カラーが対岸の木に「ブラーン」(泣)

本当、こういうの多いです、私・・・

タックルを修復して続行しますが、その後良い反応を得ることはなく
10数本で沈静化してしまいました・・・
どうも放流魚が我々のいるワンド部には入りたがらなかったのか、
端に近づく程、反応がまばらになる感じでしたね。

さて、放流効果もすっかり落ち着き
再び難しい状況になりつつありますが
この辺りで早くも数釣りを諦めムードとなってきましたw

よく考えてみれば隣にはズラリとエキスパートの面々。
しかもクリアウォーターですので彼らのルアーの動きも丸見えです。

こんないい勉強の機会に数にこだわるのも勿体無い。
どうせ大した釣果にならなさそうだし、カウントはやめて
観察&実験、練習に費やすことにしました。

しかしみなさん、一日中勝負されてますねw
最下位が全員にドリンク献上の鬼ルールで
私など参加したら虫ケラのように捻り潰されそうです。

怖いもの見たさで勝負の様子を観戦してましたが
設定されるルールだけ乗っかって同じ条件で釣りをする
「参加したつもり」作戦で密かに模擬勝負をしたりしていましたw

まあ、結果は恐ろしいことになりましたねw
放流勝負だけは場所の利で最下位を免れましたが
その他の勝負は参加していたらオール最下位ですwww

嫌だねえ、見てらんないじゃないの!

そういえば何回目かの勝負が始まりそうな頃合いで
何気なく投げた私のボトムクラピーにデカニジがヒットしてしまいまして・・・

みなさんタックルを上げて勝負開始を待ってくださってます。
これはプレッシャーが半端ないwww

ふと見るとこりきさんがネット持って待機してくれてます。
ランディングを手伝って下さるようですね。

いやあ、かたじけない!w

お言葉に甘えて寄せに専念いたします。
幸いベイトタックルでのヒットだったのでドラグを締め気味にして
やや強引に寄せることが出来、無事にランディング。

この時のこりきさんの光速ランディングは見事でしたw

魚が浮いて頭がこっちを向いた刹那の早業、私には見えませんでしたねwww

釣りもお上手なのは当然ですが、ランディングも凄いですねえw

そうそう、噂の醒ヶ井のお昼の振る舞い、初めて頂きましたが最高ですねえ。

特に赤身のニジの刺身は鮮度バツグン!
サービス良すぎて年々食が細くなってきている
オッサンでは食べきれないのが玉にキズですが
これだけのものが気前よく出てくるのは流石は養鱒場ですね。

さて、肝心の釣りのほうはというとw

レンジはボトム付近。
お隣のすがちゃんさんはベビバやザッガーで答えを見つけて
ボチボチ釣っていらっしゃいますね。

私の方はというと午後はクランク修行としました。
まあ、ボトムは瑞浪で嫌というほどやることになりそうだし今日はいいかなw

まずはレンジとカラーなどを把握。
性格の違う魚が何種類かいるようで
沖から真ん中ぐらいまではボトムクラピーに良いバイトが出ます。
活性も高めのようでイージーにフッキング出来ますね。
そしてサイズは大きめです。

対して真ん中から手前はロリマスのショートバイトのオンパレード
こちらの魚は食い方がだいぶ謙虚な感じでw

比較的反応がいいのはグラホでしたが追ってくる距離が近いという程度。

追尾に入ったところですこ~しだけスピードアップさせてやると
スゥーッと距離を詰めてきて針先を一瞬啄みます。
ここをサイトで掛けてやればまあバラシは多いながらも釣れますね。

しかし、今日の本題はここから。
釣り方が分かったところで、こいつらを練習台に
このバイトを何とかブラインドで取れないものか?と頑張ってみます。

結果・・・

全然釣れませんwww

バイトしたような魚の動きが視界に入るんですが、
手元やラインに出るアタリは皆無。良くて極小。
しかもとても間に合うタイミングじゃありませんね。

これ、水がクリアじゃなかったら魚が反応してることに気づきもしないですね。
そういう時はもっと良いバイトが出るように工夫しないとダメなんだろうけど
そもそも反応してることに気づかないんじゃ話にならないし。

この日はPEラインでやってましたがもっと感度のいいタックルならどうなんだろ?

数を求めるのもいいですが、こうやって考えたことをあれこれ実験しながらの釣行も
これはこれで楽しいですね。

そうこうしているうちに夕刻も近くなり、やや魚が浮いてきましたかね。

隣ではotamaさんがワウの威力をまざまざと見せつけてくれます。
さらに噂のタッキーブラウンで一人連発し、私の買い物リストを更新してくれましたw

それに刺激を受け、実験モードを終了し
魚を釣りにかかりますが、今度は浮いた魚への対応に手間取り
気づけば終了時刻。

そうか、冬場は16時までだっけ・・・

まだ時間があると思ってたのでちょっと消化不良気味です。

釣果はまあ、40行ったか行かないかってとこでしょう。
色々試していたので数はまあどうでもいいんですが
もうちょっと魚の反応が良ければもっと色々と試せたかな。

それでも反応が途切れない時間はほぼなく、この厳しい時期に
11~2℃の水温で釣りが出来る釣り場は貴重ですね。
この日は何かの原因で低活性気味でしたが
間違いなく状況は良くなってきていると思います。

また近いうちにお邪魔することとなるでしょう。

otamaさん、色々教えてもらって勉強になりました。

すがちゃんさん、初めての醒ヶ井はややピリ辛でしたが
これに懲りずまた来てくださいね。

こりきさん、シンキングミノー事件は傑作でしたw
またお会い出来ましたら楽しい釣りをしましょう。

後、お話出来ませんでしたがエキスパートの方々も
隣で色々と盗み見て勉強させてもらいましたw

皆さん、ありがとう御座いました!



あなたにおススメの記事
関連記事