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タックル構成
●放流・表層スプーン・クランク
ロッド:ジョーカー61
リール:12ルビアス1003(リブレV.A.E)
ライン:VARIVAS スーパートラウトエリアマスターリミテッド/SVGナイロン3lb
●マイクロスプーン・ミニクランク
ロッド:シルバーナ瀧TZ61Limited
リール:12ヴァンキッシュ1000S(Availスピニングハンドル40mm+SLPザイオンノブ)
ライン:YGKよつあみチュルム アンバーコードSG S-PETポリエステル0.3号(1.8lb)
リーダー:クレハシーガーR18フロロリミテッド2lb 30cm
●スプーン・クランク全般
ロッド:プレッソAGS64L
リール:12レアニウム1000S(ファンネル40mm)
ライン:VARIVAS スーパートラウトエリアマスターリミテッド/VSPフロロ2lb
リーダー:クレハシーガーR18フロロリミテッド3lb 30cm
●マイクロスプーン・ボトムスプーン
ロッド:プレッソ67L-S/TZ
リール:13セルテート1003(ファンネル37.5mm)
ライン:YGKよつあみチュルム アンバーコードSG S-PETポリエステル0.4号(2.2lb)
リーダー:クレハシーガーR18フロロリミテッド3lb 30cm
●スプーン・クランク全般
ロッド:エリアユニゾンWリミテッド
リール:08ツインパワー1000S(ZPIタクティカルカーボンハンドル)
ライン:クレハシーガーR18フロロリミテッド2lb
ロッド:ブラックスワン
リール:08ツインパワー1000S(ZPIタクティカルカーボンハンドル)
ライン:ラパラ Sufix832 PE0.2号
リーダー:クレハシーガーR18フロロリミテッド3lb・2ヒロ
●ボトム・クランク
ロッド:アブ・ディプロマットボロン602ULS/MGS
リール:アブ・RevoLT
ライン:VARIVASスーパートラウトアドバンス ダブルクロスPE0.6号(6lb)
リーダー:クレハシーガーR18フロロリミテッドハードBASS 3lb 2ヒロ
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気合の7タックル持ち込み。
やる気満々です、この人wwww
※
私の住む愛知県瀬戸市から現地までは150km強。
下道30km、高速120kmで、予測所要時間は2時間。
朝4時半に自宅を出発しました。
栗東ICから琵琶湖大橋を渡り、
湖西道路真野ICの交差点を通過すると
すぐに左にUターン気味に入る側道があり
そこに釣り場入り口の看板が設置されてます。
ただ、けっこう接近しないとよく見えない感じで
気をつけていないと見落とすかも。
↑ 見落として通過した人www
そして側道に入るとすぐに
道は2手に分かれており、
右側の未舗装の坂道を下って行くと
釣り場へ入ることが出来ます。
左側の舗装路は湖西道路をくぐる側道
なので注意して下さい。
↑ 間違えて湖西道路をくぐった人wwww
若干タイムロスがありましたがまあ何とか到着w
受付で初めてであることを告げて
釣り場ルールの説明を一通り受け、
早速釣り場へ向かいます。
すでに何人かの先客は始めておりますので
遅れついでにしばし見学・・・・・
静かです。
うん、どう見ても高活性には見えんな!www
ビッグトラウトゾーンに数名いらっしゃいますが
5分ほど見ててヒットシーンは1回。しかも事故っぽい。
高まる不安を胸にまずは先客ゼロの
バラエティゾーンと呼ばれるポンドへ向かいます。
こじんまりしたポンドです。直径は30mないぐらいか。
ほぼ円形のポンドで、手前の水車がメインストリームを作り出し
湖底の2,3箇所から突き出た導水パイプから地下水を取り入れています。
写真右手の側溝がアウトレットですが、いわゆるインレットはないですね。
まずは画面右手から水車の流れを真横から打つ感じでスタートしてみます。
ちなみにこちらがもう一つのポンド、ビッグトラウトゾーン
幅は15mそこそこですが、対岸からは釣り禁止なので
クロスキャスト多発しそうなバラエティゾーンよりは釣りがしやすそう。
こちらも同様に導水パイプからの取水で
写真左側奥が事務所&アウトレット。
右奥が水車ですが、結構複雑な水流が発生してました。
※
さて、バラエティゾーンです。
こちらはバラエティと名はつきますが
今現在入っているのはニジマスだけとのこと。(コーホーもいましたが)
水色は弱ステイン。
ボトムが見えるか見えないかってぐらいですが
水質は良好ですね!
まずはノア1.8でチェックに入りますが
生命感が・・・・・・ない。
あれれーと思っていると、何投目かのピックアップ前、
スプーンの1m近く後ろをダラダラとチェイスしてきた
鱒の姿がチラリ。
うん、低活性www
冷え込みの影響かな、と感じますが
そんなことを言い訳にしてたら上達しませんからね!
ルアーのウェイトを一気に0.9gへスローダウン。
私のカウントではノア0.9gが9カウントで着底です。
ファーストヒットは15分後、チャートピンクでマグレの一発ですw
地味カラーのオリーブにしてみたら色が合ってる感じのバイトになりました。渋いwww
ちょっとノアのウォブの強いアクションは嫌がられているみたいなので
ジキルに変更。これはバイト無し。弱すぎか?
じゃあアキュラシーはどうよ?って試すと
まあまあいいバイトが出せました。
ヒットレンジは6カウント前後ですね。
朝イチの気温は-2度と冷え込んだんですが
水温は7度ぐらいですので
底ベタって感じではないですね。
この辺りで管理人さんがフライロッド持って巡回してきたので
アドバイスを頂きます。
それによると、やはり魚は水車の流れについているようで
流れを横に切るリトリーブより、流れに沿った方が反応いいとのこと。
まあその辺は基本通りですか。
素直にアドバイスに従い、水車横へ移動。
ここからポンド中央の噴水に向かってキャストします。
・・・うん、確かに反応は多い。
反応はな。
朝イチのサーチで感じてましたが、魚の反応が非常にナーバスです。
管理人さんに聞くと、前日は平日なのに沢山のお客さんが
来場したようで、しかもよく釣れてたらしいです。
これは相当イジメられたな・・・・w
どうやら来場のタイミングとしては最悪のようでwww
※
まあ来てしまったものはしょうがないので
なんとかその日の有効な手立てを探していきます。
スプーンはやはりアキュラシーのような細かい波動。
同系統でチェイサー1.2も反応アリでした。
カラーはかなりセレクティブで
グリーンかブルー系しか食わない印象。
朝は特にオリーブが良かったです。
クランクは動きの強いものは一切無視。
むしろ逃げていく勢いですwww
ちびパニクラSSをスローに使ったり
つぶあんを無理やり潜らせても釣れましたが
飛び抜けて高反応だったのは
プレッソのローリングクランク、通称ロリクラ。
他のお客さんが苦労する中、投げる度にバイトがあり、ヒットの連発。
15投して10ヒットの大当たり。
ポンドの状況からするとほとんど快挙です。
キャッチは1本だがな(´・ω・`)
バラシまくりです(泣)
使用タックルはブラックスワンのPEセッティング。
最初の3バラシぐらいでまずはフックサイズを変えるが
今度はバイトが乗らなくなる。
でフックサイズを戻してリールを換装。
フロロセッティングにしてみますが効果なし。
じゃあナイロンか?
もう換装がめんどくさいのでジョーカーでトライ。
だがやはりジョーカーが強すぎてバイトが乗らない。
これはもうロッドに仕事はさせたらあかんな。
ロッドとラインを一直線にして、ナイロンの伸びだけで
巻き合わせするようにしたら
ようやく許容範囲の深さのバイトが出て一本ゲット・・・
ここまでやったらブラックスワンのナイロンセッティングを
試さなイカンのは分かってたんですが、
もう疲れ果てちゃって・・・・w
この日のクランクタックルはジョーカー+ナイロンで妥協しました。
皆さん、ブラックスワンといえど
バレるときはバレるからな!www
※
1日通して、魚がナーバスなせいかバイトが浅く、
夢でうなされるくらいバラしが多くて、
本当に疲れました。
この後、反応が薄れたので水車の対岸へ移動し
流れの淀みのボトムに魚が退避してないか探ったんですが
ここでもバラしの嵐。
5本に1本キャッチ出来れば上出来!ってくらい
ネットに入りません。
それでも諦めず、尊敬するバスプロ小森嗣彦さんの金言
「どんなに釣れてなくても思考は止めるな」を呟きながら
ボトムのパターンを模索。
そして見つけました!
ハビィ1.6g山Pグリーン。これ一択。
多いとは言えない魚の反応をヒントに
効果的なアクション、波動、カラーを
詰めていき、ようやく行き着いた答えがこれ。
バイトの量・質共に別次元。
さっきまでのショートバイトは何?ってぐらい
ポポポーンと連発。やったぜ母ちゃん。
まだまだ釣れるぜ!ホイ来たヒッt・・・・
切れたorz
こういう時の渾身の当たりルアーって
死亡率高いですよね、ね?
マジ凹む。
一応他のカラーを試すも、やはりダメ。
今、池の中から堀北真希そっくりの女神様が出てきて
「アナタのロストしたのはこの純金ハビィですか?
それともこの使い込んで薄汚れたミド茶のハビィですか?」
って聞かれたら、迷わず純金と答える。・・・・あれ?
いやいや、あれを返してくれるなら
ツッパリもやめていいゼ、オレ。ハイティーン・ブギ
・・・あかん、壊れてきたwww
※
完全にヤル気をなくし、気分転換に受付のショップへ行く。
もしかしたらハビィあるかも・・・・
ワシ:「スイマセン、ハビィありますか?(・∀・)ノ」
オッチャン:「無いわ、そんなもんwww」
一縷の望みはあっさりと絶たれ、代わりにこんなものを勧められる。
スマン、逆さになったw
なんか見たこと無いバイブ。
要はでっかいハルパーバイブだな。
物珍しくておもわず購入。
釣れんかったけどなwwww
まあもうちょっと釣れてる時に試してみます。
※
さて、時刻は昼を回り
魚の反応は減る一方。
途中、ペレット撒きなんかもあり
一瞬魚が浮足立ちますが
ペレット系のスプーンをセットしている間に沈静化。
焼け石に水ですなw
そして沈静化に伴い、
それまでなんとか反応が出ていたパターンも消滅。
この辺り、ペレット撒きは諸刃の刃ですねえ・・・
ここでバラエティゾーンに見切りをつけます。
午前中、ビッグトラウトゾーンは割と盛況で、
等間隔に満遍なくお客さんが入っていて
「こりゃ、あっちでは出来ないかな・・・・」と思ってましたが、
ちょうど午前券終了のお客さんが上がったらしく、
一時的に場内が空いたタイミングでそそくさと移動。
午後からはこちらで勝負です。
※
移動してきて気づいたのですが
お客さんが事務所のあるアウトレットサイド半分に集中していて
水車側の奥半分は誰もやっていません。
なんか、嫌な感じだな・・・・
まあ、そっちしか空いてないので奥に陣取ったんですが
お客さんがいない理由、すぐに分かりました。
ちょっと流れが強すぎます。
しかも一定じゃない。
対岸のブレイクから真ん中ぐらいまでは
水車の強い流れが右から左。
ですが真ん中から手前は反転流がきてて
左から右へルアーとラインが流されます。
バラエティゾーンより水が澄んでいますので
流れの変化に魚が沈んで着いているのが見えるんですが・・・
取り敢えず、流れの影響が少ないボトム攻めをやってみます。
こちらのエリアは大型ブラウンが入っているとのことなので
イワナ系に実績が高い、ハビィ1.6のオレ金をセット。
チョン、チョン、とボトムをリズミカルに叩くと・・・
あれ?ニジマスが反応いいですねw
これは意外。放流魚の残りなのか?
あまり強い波動で跳ね上げさせると魚が怯えるので
小さなバンプで誘い、頃合いを見てシェイクさせると
反射的にバイトしてきます。
それにしてもアベレージが大きいですね。
釣れるのが35cm前後の釣り頃サイズばかりで
コンディションもよく、ヒレピンでナイスなファイトです。
すぐにスレてしまいましたが
ひととき楽しめました。
よし。次はクランク。
やはり巻物は難しいですね。
基本、こちらの池の魚もデッドスローにしか反応しないのですが
強い流れでレンジや泳ぎが安定しないせいか反応が悪いです。
一度、ポンド真ん中へんからピックアップしようと
早巻きしたら、巨大ブラウンにスイッチが入ったらしく
離れた所から魚雷みたいに突っ込んできて猛然とバイト。
オシッコチビリましたwww
ですがフッキング直後から内村航平も真っ青の
連続ローリングが止められず、無念のフックアウト。
走るのを制御するのはコツを掴めば出来ますが
ブラウンの激しいローリングを止めるやり方って未だにわかりません。
誰かご存知でしたら教えろ下さいwww
おっと、話が逸れましたw
魚は対岸の石積みで形成されたブレイクに着いているようで、
岸際ギリギリにキャストすると潜行させていく時にショートバイトは出るんですが
巻きが早すぎるのかほとんど乗りません。
かと言ってゆっくり潜らせると魚の上を通過してしまうのか、バイトが出ず。
スローシンキングのクランクでジックリレンジを下げて
デッドスロー&シェイクで誘うのが唯一の対抗手段でしたが、
カラーの不足で焼け石に水。
スレるのが早い上にカラーにセレクティブなので
お手上げです。
ここはむしろスプーンか。
アキュラシー0.9でチェックしてみますと
反応はあるんですが、それでも追い切らない感じ。
ううむ、もっとスローじゃないとダメ?
アキュラシー0.6にしてみますが
今度は飛距離が足りず、対岸を打てません・・・・
こりゃどうしたもんかw
結構テクニカルだぞ。
いっそ流れを利用してみる?
飛距離の出にくいアキュラシー0.6ですが
ポンドの3分の2ぐらいまでは届きます。
そこから左への流れを受けて漂わせるように巻きフォール。
真ん中を過ぎたぐらいで流れが右向きに切り替わり
そこから流れに乗せた立泳ぎに変化する所でついにヒット!
正解を思わせるいいバイトです。
同様のパターンで数本のコーホー&ニジをキャッチ出来ました。
50cm強ぐらいですがグッドサイズのブラウンもヒットです!
エステル0.3号のスプーンタックルだったので手こずりましたが、
これを逃すと魚写真ゼロになるのでやり取りは超真剣www
※
結局、この辺りの流れがこの日のハイライト。
直後に巻き物もボトムも反応が激減し、手も足も出ない状態になります。
辛うじてチェイスをさせられても
ルアーから30cmの位置に見えない壁があるかのように
100%の確率でUターン。
軌道の変化、速度の変化、姿勢の変化、リアクション、
全ての誘いを試すも距離は縮まらず。
流石にダメかな、こりゃ・・・
管理人さんによると、夕刻の終了時刻が近づくと
ブレイク際で小型トラウトのライズが起こり(多分コーホー)
それに触発されるのか、デカブラウンがバンバントップに出てくるとのこと。
それを楽しみに頑張ってみますが、魚が上を見る気配は一向にありません。
若干ライズが出てる時にダメ元でトップルアーを
岸際ギリギリに落としてみますが
やはり流れが強すぎて、ラインメンディングをしても
バイトチャンスは2,3秒といったところ。
それ以上はラインが引っ張られてルアーが不自然にドリフトしてしまいます。
渓流慣れした人ならこういう場所でも対処の引き出しを持っているのでしょうが
少なくとも私の技術ではちょっと無理。
私の中でビッグトラウトゾーンの水車側は
玄人向けのテクニカルゾーンとして認定です。
それでも、もうちょっと食いが立ってれば面白い釣りが出来そうですが
こうもスローでナーバスだと難しすぎますね。
それでも思考を止めず、4時半までの1時間強
粘りましたが屈辱のノーフィッシュ。
最後のバイトが即バレして心折れ、納竿と相成りました・・・・
最終釣果27本。
大津くんだりまで行って、寂しい釣果。
しかもタックル7本の重装備。
見掛け倒しとはこのことですなwww
途中何人かの方に「凄い装備ですねwww」と
声を掛けて頂きましたが釣果が伴わず恥ずかしいわw
何しろ、バラしの多さには参りましたね。
あれをなんとかしてれば、それなりの釣果になったぐらいの
ヒット数はあったんですが・・・・まあ言い訳ですなw
ああいう浅いバイトに対処する引き出しが
今の私には絶対的に不足していることを痛感しました。
誰か、アドバイス下さいwww
※
折角の新設釣り場レポートが景気の悪いものになってしまったのは
ワタクシの不徳の致すところ。
お断りしておきますが、釣り場は良い釣り場でしたよ。
ちょっと狭いので休日で人が多いと辛そうですが
ヒレピンのグッドファイターがタップリ入っているし
環境、アクセス、設備等も良好。
苦戦の原因は色々ありますが
ちょっと場所選択が悪かったかもですね。
帰りがけ、アウトレット寄りの対岸ブレイクでは
魚が浮いて水面がモジッており、トップに出そうな雰囲気。
こちらは水の流れも穏やかで、釣果も出ていたようでした。
水車側も通常ならテクニカルで面白いかもしれませんが
それにはある程度の活性の高さがないと厳しいと感じました。
何しろ、釣行のタイミングは良くなかったですね。
悶絶を引き寄せる男の面目躍如ですwww
新設釣り場とのことですので
水流の演出、放流のタイミング、量など
まだ手探り状態なのかもしれません。
その辺りがこなれ、客足が落ち着いた頃に
再度の来訪を誓って、釣り場を後にしました。
きっと良い釣り場になると思います。
管理の方々、期待しております。
※
しかし、遠くまで来て釣果に恵まれないと
帰りが辛いねw
栗東ICまでの道すがら、上州屋栗東店や
道楽箱栗東店とかいう、聞いたこと無い中古釣具屋など
普段ならソッコー飛び込むんですがスルー。
遠出の釣行帰りには必ず奥さんにお土産を買っていくんですが
それもパスしてしまいました。
お詫びにちょっと旅情気分のある、琵琶湖大橋有料道路の領収書。
これをお土産代わりに奥さんにあげたら
いらねえよwwwww
と一蹴(´・ω・`)
まあ、いらねえわな!
※
(ルアーを見切ること)風の如く
(反応薄いこと)林の如く
(バラすこと)火の如く
(釣果が伸びないこと)山の如く
そんな大津での一日でした。
長文になってしまいましたね。
お付き合い頂き、ありがとうございました・・・・
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