※
というのは最近、
ジョーカーの出しどころが少ないんです。
今はフロロでやってるんですが、どうもしっくり来ないことが多く…
比較的しっかり食う場面ではいい感じに
魚を掛けてくれますが、
この時期は特に、中々そういう場面も少なくどうもフロロとの組み合わせが
中途半端なんじゃないかなって気が少ししてきました。
もともとバーサタイルな性格のロッドですがそういった
「なんでも出来る」ところを強調し過ぎると、
どっちつかずで器用貧乏な方向に際立ってしまう気がします。
そこでジョーカーにはもう少しトンガった方向性を持たせるべく
これから少し時間を掛けて模索していくことにしました。
まずはPEセッティングから。
今までプレッソ67でやってた、2g以下のボトムゲームやトップなどの操作系をやらせてみます。
そしてプレッソ67にはエステルラインを合わせてみます。
もともとボトム用として導入したロッドですが
最近はソリッドティップを活かして
巻きの釣りでいい仕事をする場面が多くなってきてます。
だったら思い切ってもっと巻き寄りのセッティングにして
マイクロスプーン用に使ったら面白いかも?と思いまして・・・・
エステルとフロロを順次試して行こうと思ってます。
残ったエリアユニゾンはフロロを合わせて、
ウォーターランドはナイロンセッティングで乗せクランク的に…
この2つは昔のセッティングに戻す格好ですので
当時と比べて印象がどう変わるかも楽しみな所。
前置きが長くなりましたが
今回の釣行はこれらのセッティングを検証してみます。
それには沢山魚を釣りたいところですがどうなったでしょうかww
※
当日、いつもの様に5時半頃の到着を目指し自宅を出発します。
東名高速三ヶ日JCTを過ぎてトラックの減った道を気分よく走行中。
別段、急いでいたわけでもありません。
まあ、ちょっと下り坂でスピードに乗ったのを見落としてたかな。
気づくと背後で輝く赤い光
お巡りさんにロックオンされてます(滝汗)
次のSAへ誘導されて、お巡りさんのカッコイイ車の中を見学。
見学料15,000円でしたwwww
いやあ油断したw
飛ばしてる感覚は皆無だったんですが
そこは80km制限。
大体だねえ、今どき80km/h制限って・・・
低すぎなんだよ、バカヤロウ( ゚Д゚)凸
ハア、ハア・・・失礼。
逆ギレみっともないですね、以後安全運転を心がけますw
※
おかげで現地着は6時数分前。
慌ててタックルを下ろし、準備して受付を済ませて
釣り場へGO!
事務所前が空いていたので陣取りました。
開始時の気温は3℃。意外に暖かく風も微風。
明るくなるまでは黒、グロー各色、チャートなどで探ります。
パイロットルアーはいつものノア1.4g。
レンジをトレースするのが面倒なのでボトム巻き上げと表層巻き下げで
ザックリ探ります。
その結果
・カラーはグリーングロー
・当たりレンジは良くわからんw
巻き上げ初期、巻き下げ初期にバイトが多いです。
表層チョイ下とボトムチョイ上にレンジが分かれてる印象ですが
ここってコーホー入ってるんでしたっけ?
強いバイトは上の方で出ますね。
1.5gクラスのグローをあれこれ投げて一番反応良かった
プラウダー1.5gで30分ほどナイターパターン。
明るくなるにつれてピンクチャートに反応がよくなりました。
「ガツン」と強いバイトが出るんですがエリアユニゾン+フロロでは
イマイチフッキングが悪く、こういう時を想定して組んだ
プレッソ67+エステルのセッティングを試します。
するとこれがかなり良好♪
とっととタックルを持ち換えればもっと釣果が伸びたはずですが
ユニゾンでロッド角度やなんやらを調整したりして時間を浪費し
ナイトモードは4,5本しか取れませんでした。
まあいい、ここからが本番。本格的にスプーンゲームを開始します。
※
さーて、悶絶するかwwww
と気合をいれますが、今日はいつもと雰囲気が違います。
明るくなってから30分位こそややマッタリしかけましたが
日差しがしっかりと水面を照らすようになると
表層がやたらと賑やかになってきました。
ここジュネスさんでは夕刻は大概アウトレットとかで
盛んにライズが起こるんですが、基本ユスリカのハッチに反応してたり
することが多く、ルアーへの反応は悪い印象です。
ですが今は早朝。
この時間にこんなにライズが起こるのはこの時期珍しい?
手前に見える限り、魚は中層~ボトムに沈んでますので半信半疑ですが
一応沖の表層をノア1.4で流しますと1投目から「ガッツン」と激しいバイトで
コーホー(仮)が上がってきます。
見た目と挙動はコーホーっぽいんですがジュネスさんにコーホーが入っているかどうか
が分かりませんのでコーホー(仮)としときますw
とりあえずコーホー狙いの釣り方で良い反応ですので
本当にコーホーかどうかは別としてこの釣りが当面は正解の模様。
表層狙いでコーホー(仮)を獲っていきます。
まだ活性は上がりきってないようですが食い気自体は良好なようです。
それに合わせて微調整。
ウェイトを少し落としてややスローに。水押しは強めのまま。カラーも強めです。
ノア0.9をセレクトし、メタルブルー、メタルグリーン、チャートピンクあたりでローテーション。
この日はお客さんは私を含めて5,6人で事務所前の桟橋~放水管のエリアには私一人。
かなりナイスなシチュエーションでそのエリアを万遍なく独り占め出来たので
当たりルアーの効果も長続きしますね!
その後ノアの反応が少し鈍ってきたので少し動きを変えていきます。
とはいえまだアクションは強くて大丈夫。
そうだ、こんな場面のためにこないだ散財したんだった!
プリッジ0.8gです。
これも反応はかなり良好。
カラーはやや弱め&セレクティブになってきましたが
合えばいい感じに連発してくれます。
レンジは完全に表層。
この時期にロッドを高く掲げて釣りをするスタイルに
なるとは思いませんでしたがw
あまりロッドとラインの角度を深くするとバイトが弾かれる頻度が
上がる気がしたので、腕を目一杯上げています。
しかしこの体勢、非常に疲れますよねw
40肩気味のオッサンにはちょっと堪えますwww
今思えば背後の岩の上に乗って釣りすればよかったな。
ちなみに表層でのヒットレンジは沖の着水からリトリーブ中盤まで。
そこから手前までは反応がないので一旦ボトムに沈めてから巻き上げ、
沈んだ動きの鈍い魚(ニジ主体?)もポツポツと拾っていきました。
※
さて、この日はタックルセッティングの検証も目的の一つでしたので
途中、各タックルで釣ってみますが、この日に関しては
プレッソ67にエステル0.4号(リーダーフロロ2lb)が抜群の食い込み。
しっかり食うアタリではウォーターランド+ナイロンの乗せセッティングも
遜色なかったですが、こちらではツッコミバイトとかの合わせていく
バイトには対応できず、その点プレッソはどちらも高次元でこなせる印象。
かなり手応えを感じる組み合わせでした。
強めのロッドでしたのでアワセ切れを心配しましたが
これも問題なし。
実際には一度だけありましたが、切れ目を確認すると
何故か輪っかの形に結び目が・・・
原因は謎ですが、何らかのライントラブルに気付かなかった結果であり
エステルとの組み合わせに問題があったわけではなさそうです。
まあ、ツッコミバイトを「バッツン!」とバス合わせしたら切れるかもしれませんが
「ツンッ」というトラウト合わせでは問題なく使えそうかな。
※
さて、プリッジでひと通り釣った後は若干早めの釣りにスイッチ。
動きは少しだけ落としてファクター1.2gへ。
これもいい感じでハマり、コンスタントにヒットが続きますが
当たりカラーのライトピンクを合わせ切れ(ライントラブル)でロスト。
ショップに補充に行きますが取り扱いはないようですので諦めて
これを機にちょっとクランクもやってみます。
まだクランクのタイミングではないんですが
表層付近が効いているうちに先日散財したワウを試してみたくてw
その日の傾向からよさ気なカラーをチョイスしてキャスト!
おお、一発!ガツンとヒット
ジャンプ一発
「ブチ。」
ラインブレイク
「一撃で、一撃で撃破か・・・・!」
そういえばこの日は食い上げのバイトが多発したせいか、
ヒット直後のジャンプ一発でのバラシに悩まされました。
頭では分かってても体の反応が遅れるのよね・・・
マグネットコーティングしたいです。私にwww
ついでに散財品の入魂。
次はザッガー50F1です。
お金をケチって一個分の価格で2個入りのブランクモデルを
購入したのでカラーは自塗り。
といっても百均のマニキュアやホムセンのラッカースプレー吹いて
クリアラッカーで簡易コートしただけのインスタント塗装ですがw
これのパールピンクが良い反応で
リール1~2巻したあと微妙にラインテンションを
かけながら表層まで浮かせると
表層到達寸前に下からバンバン食い上げてきます。
そして全く釣れませんwwww
ザッガーはベリーフックがありませんので目玉は付けませんでしたが
それでもアタックは8割方が腹や頭からです。
こりゃお尻にバイトマーカーが必要かな・・・
そうか!だからベリーフックを付けても浮力を確保できる
ザッガーボーンが生まれたんだね!
と開発経緯を身をもって理解したところでザッガーは終了。
一色だけですが入魂済としましょうw
アタックは20回はあったと思いますが釣果は4本でしたwww
※
さてこのあたりで午前券終了のアナウンスが入りまして折り返し地点です。
S14さんから激励メールが入ってましたのでお返事しつつ
釣果を確認するとここまで55本。
ジュネス常連さんには鼻で笑われてしまうかもしれませんが
東海地区で悶絶慣れしている身には望外の好釣果です。
このまま3桁達成と行きたいところですが・・・
※
お昼を回る頃から表層の雰囲気がガラリと変わります。
盛んに出ていたライズもポツポツとなり、表層の反応は激減。
レンジを探り直し、
本格的にクランクも使い始めますが芳しくなく。
ここでふと気づきましたが午前中微風だった天候が
やや強めの風に変わってきています。
水面が波立ってよく見えませんが、見える範囲で魚影も薄くなっており
魚の付き場に変化があったか?
高活性の魚を釣り切った可能性もありますが。
どっちにしても移動したほうがいいかも。
明確な理由はないですが
吹いてる風が冷たく、表層水温を下げてそうですので
放水口の流れを避けた反対側、フライ小屋前のブレイクを狙える場所へ。
うん。こちらはまだ反応がいいです。
流石にスプーンは反応が厳しく、強めのノアから弱いバスターまでひと通り
流して諦めます。
向かい風が強めでウェイトも落とせないのでクランクメインで攻めていきました。
まずはワウ。
これはこの時間イマイチ。
レンジなのかスピードなのか・・・
イマイチまだ使い方を分かってないですね。私が。
続いてグラホ。
最初反応薄だったんですが、限度一杯潜らせて
グラホにしてはかなり遅めのリトリーブにしたらしばし連発。
次にボトムを挟んでみます。
プラスチック系、メタル系、ズル引きスプーン、スプーンのバンプ、デジと
ひと通りやりますが強いパターンは見つけられず。
無反応ではないんですがねえ・・・
いちばんマシなのはダートランの強いデジ巻。
ハンドルが折れんばかりにメリハリをつけると食ってくる魚がいました。
そして中層が休まった頃合いで今度はつぶアン。
カフェブレ安定です。ほんと頼りになりますが
多用し過ぎないようにしないとw
そして新戦力のいちごシャーベット的なグローも負けじと高反応。
この2色でかなり稼ぎました。
つぶアンは意識して早めに巻くほうが反応良し。
つぶアンもグラホもセオリーの逆ですねw
セオリー通り、グラホの早め、つぶアンのデッドスローは
反応がかなり薄く、何事も固定観念はイカンのだなあと痛感しました。
※
この辺りで時刻を確認すると15時半をまわったところ。
釣果は95を超えてます。
三桁は確実というところですがここで突然の失速。
クランク・スプーンで見失い、苦し紛れにボトムをやるも
怒涛の7連続バラシ。
しかもここでエステルタックルがライントラブルで死亡。
向かい風の中、エステルラインでマイクロスプーンの表層巻という
トラブルの予感満載の釣りをしていたので
ラインの捌きには十分気をつけてはいたんですが
ちょっと油断した隙にラインがローターに巻き混んで修復不能(涙)
しかしタダでは転ばんぞ!
フロロを巻いてあるセルテートを
エリアユニゾンから外してプレッソ67に乗せて、
ついでにプレッソ67+フロロの使用感をテストしてみます。
しかしこれがまさかの2投目でトラブル。
土曜日に奮発して巻き替えた高級フロロ(バリバスVSPフロロ)が
あっという間に終了し、戦意喪失気味になりますw
一瞬もう帰ろうかと思いましたが、時刻はまだ16時。
気を取り直してタックル修復にかかりますが
まるで私を憎む誰かがスイッチを押しているような
絶妙なタイミングで吹く風に邪魔をされて
失敗の連続。もうブチ切れそうですwww
しかも悪いのは全て自分。
誰かが悪いならそいつを怒鳴りつければ気も晴れますが
ここで自分を怒鳴りつけてもタダの変なオサーンw
大体こんな程度のことでイラつくなんて禁煙の影響っすかねw
まあ、イライラしててもなんの解決にもならないので
自販機で暖かいお汁粉を買って小休止。
飲みながら、側で寛いでいた猫とお喋りして
(一方的に話しかけてるだけだwww)
気分を落ち着けます。
※待っててもお魚はあげないよ!www
これでなんとかパルプンテ状態から復活。
反応が止まった場所に見切りをつけ、放水管右横に移動します。
トラブルやなんやで30分程ノーフィッシュでしたので
ここは気合入れてラストスパートですよ!
とはいえ、やることはもう大体同じです。
まずはグラホから入り、その後つぶアンに繋ぎます。
一見高活性から食わせへのローテのようですが
グラホが遅め、つぶアンが早めがいい感じなのは変わらず
両者のアピール度はさほど変わらないのかなという気もします。
ですので弱くするローテというより動きの質だけ変える意味合いが
近いローテなのかもしれませんね。
型破りな使い方かもしれませんが、現実に効果的に釣果を繋げている以上
こういう使い方もあるんだな、と心の帳面に書き留めておきたいと
感じた44歳の冬なのでしたw
暗くなるにつれてスプーンの巻きに反応が良くなってくるのは恒例ですね。
朝はグローが良かったですが、この時間は黒が良さげです。
1.5g位のスプーンをボトムまで沈めてわりと無造作に
早め巻きしてくると良いバイトが出ますが
これから!というところで残念ながら時間切れw
ちょっと日が長くなってきてるかもしれませんね。
最終釣果は112本。
3桁達成♪
数自体は表面的なことであまり重要じゃないですが
やはり満足感はありますよねw
途中でモタついた時間が悔やまれますが
まあ、それも私の実力ということなんでしょう。
※
やり切った満足感で心地よい疲れと共に車に
戻ってタックルを片付けます。
ドアを開けてまず目に飛び込んだのが朝に頂いた青い切符。
忘れてた。お巡りさんとの交流の証です。
一気に嫌~な気分になりました(;´д`)トホホ…
さらに・・・・
島田I.C.から東名に乗るやいなや
目に飛び込んできた案内看板。
”岡崎まで2時間以上”
(°Д°)ハァ?
いや、”以上”ってなにさ?”以上”って?情報は明瞭に頼むわw
とりあえず渋滞手前の新城PAまで走り
スマホで情報収集&現状確認。
どうやら大型貨物が故障で1車線塞いだままになってる模様。
平日の一番混雑する時間に一番厄介な区間をピンポイントで選んで
故障した模様。そらカチカチの渋滞だわなwww
そして到着予想は相変わらず
”岡崎まで2時間以上”
いや、大分前も同じ表示だったし(汗)
しょうがない、豊川で降りて下道で岡崎ICを目指します。
通常15分程度の所を1時間近くかかってしまいますが
2時間以上かかるよりはましでしょう。
しかーし、この渋滞の影響で
国道1号線音羽蒲郡IC入り口付近が大渋滞。勘弁してくれ、マジで。
道に不案内なため迂回路に入りそびれ、
結局岡崎まで2時間近くかかっていまいました。
結局1時間半の道のりを3時間半かけて
這々の体で自宅到着。
ボクはもう疲れたよ、パトラッシュ・・・(;´Д`)
※
恐らく私の実力で3桁釣るのは好条件に巡りあう「運」が必要だったのでしょう。
実際この日はたまたま魚のコンディションがよくて、入った釣り座もいい場所でした。
この運を使うのに払った代償が
行きの青キップ
帰りの大渋滞
だったというわけです。
願わくば運を消費することなく、実力で3桁を達成できるようになりたいものです(涙)
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