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ジュネスさんのオープンは朝6時と早いです。
自宅からは2時間近くかかりますので
朝は3時半に出発です。
本当、釣りとなると勤勉ですwwww
起きる時間を30分早めてまで、時間にゆとりのある出発にしたので
道中はノンビリペースでも問題なし。
いいねえ、お巡りさんを警戒しなくていいスピードってのはwww
ジュネス駐車場には5時50分頃到着しましたが、先客はゼロ。
久々の貸し切りスタートです!
おっと、ノビノビやれるのはいいけど、管釣り業界全体のことを考えたら
あんまりお客さんがいないってのも考え物ですね。
それに、ジュネスのポンド規模で一人だとちょっと寂しい・・・
とか贅沢なこと考えてたら、どこからともなくワラワラと猫たちが集まってきました。
いつもは各釣り人のところに散らばってちょっかいをかけてる猫たちも
今日は私一人しかいないので、集まってきた模様w
よし!寂しくなくなった。5,6匹いるしwwww
私:「ねえねえ、最初は何色にする?」
ネコ:「にゃー」
私:「グローね。オッケーwww」
などとお喋りしながら(独り言ともいうwww)事務所前でスタートです
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時刻は朝の6時過ぎ。
天文的には夜は明けてますが、常用薄明まではまだ間があるようで辺りはまだ暗いです。
よってノア1.8のグリーングローを先発。
表層から手早く流すと、カウント1でゴツゴツと生命感多数。
どうやら表層にコーホーが群れているようですが、
バイトの割に、フッキング率が著しく良くないです。
この時失敗だったのはこの表層の反応を深追いしてしまったこと。
表層の反応を把握したうえで、取り敢えず下まで探ってみれば
・一枚下のカウント3前後でコーホーが深く食ってくること
・更に、ボトムから10センチ上でスローなニジのバイトが出るが、まだ動きが鈍いこと。
この辺りがすぐに分かったはずなのですが、表層の細かく早いバイトをなんとかしようと四苦八苦してしまい
貴重な朝イチ夜明け前のチャンスタイムを棒に振ってしまいました・・・
まあそれでもそれなりに釣果が上がっているあたり、流石はジュネス!といった所ですが。
後で判明したのですが、表層で群れてるのは大半が20センチ以下のメザシサイズのコーホー。
こいつらがチクチク、ツンツンと速くて軽いバイトを繰り返していたようです。
普段なら、落ち着いて一通りレンジを探っていくぐらいのことは出来るつもりですが
最近続く悶絶を払拭したい!って気持ちと、久々のジュネス、夜明けは近く朝のチャンスタイムは短い・・・
などの要因が気持ちの焦りをうんでしまったようですね。
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気持ちのいいいい夜明けです!気を取り直して行きましょーw
(晴天、微風~弱風。釣日和なりコロスケなりw)
朝の時間帯にスプーンにアタックしてくるのは9割方がコーホー。
よって明るくなってからはコーホーの好きなチャートや青銀で探っていきます。
暗い時間はMIU1.5の黒&グローの点滅カラーに反応が良かったので
引き続き、MIUで探りつつ、ジキル1.8やアキュラシー1.6でアクションの好みもチェック。
明るくなるにつれて動きの強いものはバイトが浅くなっていき、
最終的にはアキュラシーが午前中を通して良かったです。
セッティングには少々てこずり、多発する”弾く”バイトにアジャストできるまでは
フッキングミスを連発していましたが、上手く見つけてからはペースアップ、
スタートからの失点を挽回し、7時過ぎには時速10本ペースを上回りました。
仲良しネコさんw癒される・・・・
ちなみにこの日はエステルセッティングのプレッソ67L-Sを「手に乗せるだけ」のグリップで
バイトに対して「逆らわない」のがいい感じ。
もちろん本当に手に乗せてるだけだと、たまに出るコーホーの強烈なバイトに
タックルをかっさらわれそうになりますので、ロッドを持つ手の
親指と中指で輪っかを作るようにしてロッドを持ち、
ここを支点にしてロッド全体がフリーに動けるように気をつけました。
そしてバットの根本に添えた人差し指で、バイトに対するストッピングパワーを微調整。
これだと、表層マイクロコーホーの高速だけど軽いバイト、中層コーホーのガッツンバイトと普通のバイト、
ニジのスローバイト、全てに70~80点で対応できました。
もちろん、そのどれかに的を絞って100点を目指す選択肢もあり、
どちらが良いかは私には分かりませんね。
ただ、状況によってそのどちらも選択できる様に普段から練習しておく必要はあるかもしれませんね。
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レンジは全体的に少し下がり、沖の取水口からの流れの中はカウント2、
その他のエリアではカウント6で着底の所をカウント3.5~5.5がヒットレンジ。
風で水面がさざ波立っているせいで水中が見づらく、ライン変化が取れない状況ですが
反面、魚からも釣り人が見えづらくてブレイク付近を回遊する魚の警戒心が薄い印象ですね。
おなじレンジを通すと単発ですが、上下に散らして交互に攻めると連発してくれます。
とかく、良いバイトで釣れるとパターン化したくて同じ釣りを繰り返してしまうものですが
レンジローテも立派なパターン、と割りきって柔軟に対応したほうが良いのだな・・・
と今更のように考えながら釣果を重ねていきました。
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さて、3時間程が経過し、まだまだスプーンで釣れていますがここらでクランクもチェック。
まずは定番のMクラピーでサラッと流しますが、これはイマイチ。
次にグラホを入れてみますが、これもノーバイトです。
どちらかと言うと細身のクランクの方がチェイスはあるみたい。
とはいえ、まだつぶあんを出すほどのタイミングとも思えんな・・・
少しマイルドにしてトレモはどうかな?
おおっ、いいですね!当たりです。トレモ、出来る子ですねえwww
スプーンと違って、魚の同目線を引くと反応が悪いですが
中層より上ぐらいを引いてあげると、コーホーがバンバン食い上げてきます。
ここではPEセッティングのブラックスワンがいい仕事をしてくれました。
流石にモタモタと水面を割って暴れさせるとバレてしまいますが、
そこにさえ気をつければ、安心感のある取り込みが出来ますね。
合間に、ボトムやミノーもやってみますがこれはイマイチ。
反応はあるんですが、フッキング不可能なレベルのショートバイトばかりです。
苦労してフッキング出来ても簡単にバレるし、この時間帯は切り捨ててもいいでしょう。
こんな感じの午前中。
スプーンはアキュラシー1.6~ファクター1.2へ繋いでいっていい感じ。
クランクはトレモの当たりカラー2色を軸に、ロリクラMRあたり差しながらローテーションしていけば
バイトは途切れることなく、いいペースで釣れ続けて
途中でお昼休憩を挟みつつ、13時半には80本を突破。
(ジュネスではレアキャラのブラウンもゲット。)
こりゃ、3桁余裕だね。イッヒッヒ・・・・
悪いね、皆さんwwww
と思いきや。
CMの後大変な展開に・・・・
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といってもそんな大した事ではないんですがw
午前中、この時期にしては比較的穏やかだった
名物の爆風
昼を回る頃から本気を出し始めてくれました。
フライ小屋側からアウトレットに吹く強い横風で、
低い姿勢でサイドキャストしてもルアーが大きく流され、
2時方向にキャストしたルアーが10時方向に着水する始末。
オマケに晴れ予報だったのに、雨までパラつき始めます(泣)
風は油断していると足元がふらつくぐらい強く吹く時があり
ラインが風に流されすぎて、ルアーがまともに泳ぎません。
これで釣り方が著しく制限されることになりました。
PEラインセッティングのブラックスワンとボトム用のベイトタックルはこれで封印。
アタリが取れず、釣りになりません。
魚は風を避けたのか、ジュネス島へ渡る橋の際に溜まっているようですので
少し釣座を橋寄りに移動し、とりあえずはクランクメインで組み立てていきますが
午前中あれほど効いていたトレモも反応がピタリ。
少し動きを落としてつぶあんを出してみたら、反応は良好だったんですが
どうも食いが浅いのか、フッキングミスやバラしが多発し、
ガンガンヒットするのにちっともネットに入りません。
現代医学では今の私には治療の手立てがないんですよね・・・・
一番フッキングがマシな、プレッソ64Lにフロロのタックルで
騙し騙し釣果を伸ばす感じ。
ヒットしてもヒットしても、なかなかネットに入らずストレスが溜まりますわー
今思えば、風によるラインの弛みで合わせが遅れてたとか?
んーそういうことは現地で気づかないとあかんねえw
気づけばティップを水中に突っ込んだりして検証できたのに・・・
なんにせよ、クランクではジリ貧だな、こりゃ。
スプーンはなんとかならんか?
まずは午前中の終わりごろに調子の良かったファクター1.2の当たりカラーを投入しますが
これも同様に反応は薄れておりますねえ。
クランクへの反応の変化を考えたら・・・・
チェイサー1.2だな!
少し動きが大人しくなりますが、ボディのボリュームが結構あって
ファクターから繋ぐといい結果になる時がよくあります。
ファクターとは同カラーで移行できるのも大きな強みですね。
これを期待して投入しますが、やはり風の影響でやりにくいなあ・・・
風も強いなら強いで安定してればそれを逆手に取って食わせのキッカケに使うことも出来ますが、
この日は強さや風向きのムラが大きく、レンジやスピードを安定させるのが至難の業です。
こうなるとラインを水面から出せませんね。
ロッドティップは水面近くに固定せざるを得ないので、リトリーブレンジやスピードが制限されますが
その範囲内でスピードを探っていくと、たまたま上手くレンジがあったようでいいバイトが連発。
ラッキー、これだ!
ようやく出た気持ちの良いバイト。
気を良くしてさらなる釣果を狙いたいところです!
ところがやる気を挫くようにさらなる試練。
にわかに天候が悪化します。
雨・風共にその勢いを増し、台風みたいな状況。
横殴りの雨に晒され、ポンドの釣り人たちはたまらず避難していきます。
あーこりゃ駄目だ。
私も一時屋根の下にタックルを下げて一息入れます。
いやーすごい風と雨w
事務所前はまだ穏やかですが、アウトレット方面はもうダバダバですw
タラバガニが獲れそうな勢いですwww
これでもまだマシな方らしいですが・・・