車を熱く語るオッサン

mako@zc31

2019年03月05日 17:28

こんにちは(´Д`)

この度のワタクシの失業沙汰ではご心配をおかけしているようです。

中には就職先を紹介してくださった方もいらっしゃり、
失業で社会の冷たさを痛感する一方で
人の情けの暖かさを感じることが出来ている今日このごろ。

幸い、現職のツテでどうにか次の仕事も決まりそうな雰囲気です。
可能性は70%ぐらいだけど(笑)

そうなると、「折角だから数ヶ月は失業保険生活を満喫して
十分にリフレッシュしてから新たな職場に・・・・」
不埒な考えも頭をよぎる私は基本ダメ人間www

まあこればっかりは先方次第ですがね(笑)

はてさて、どうなることやら・・・

せめてもの気晴らしに・・・と2週連続で向かった養老オカッパリも
2日間ノーバイトという華々しい玉砕を演じるにつけ、
ストレスは右肩上がり。

そんな中、テンションの上がる出来事が・・・・



3月3日

待ちに待ったぜ。

スイフトスポーツZC-33S

納車キタ─ ̄─_─ ̄─(゚∀゚)─ ̄─_─ ̄─!!!!

やだ・・・カッコイイ・・・・・

フューエルリッドカバーがイケてます(オプション)。

インパネはこんな感じ。

赤いタコメーターがやる気満々ですな(笑)
ターボ車なのでレッドゾーンは先代よりも低めですが。

スピードメーターは260km/hまで刻んであり、こちらもやる気満々。

つーかそんなに出ねえからwww

真ん中には各種情報を切り替え表示出来るインフォパネル。
この写真では瞬間燃費グラフ・平均燃費数値・走行可能距離などが表示されてますが、
切り替えボタンを押すと

ブースト圧計&油温計
 


アクセル開度&ブレーキ踏力の時系列グラフ

トルク&出力メーター


モーション表示
加減速・ハンドル操作に対するクルマの荷重状態が
リアルタイムで確認出来ます。

などなど、男ゴコロをくすぐるギミックが満載。
テンションくっそ上がります(笑)

コップの縁で水を回す走りも練習できますよwww

つーか、今どきのクルマはこれぐらいの機能は当たり前?

10年ぶりのクルマ購入に、年甲斐もなくはしゃいでおりますよ(笑)

ハンドルにはオーディオコントロール・ハンズフリー通話のボタンの他、
先行車追従式クルーズコントロールの操作スイッチ。

最初は「マニュアル車で追従式?」と思いましたが
使ってみれば非常に快適。

トルクがあるので高い巡航ギアのままでもスムーズに加減速しますね。

ただ、先行車追従には問題もあって・・・

気を抜いて制御任せにしていると、巷にあふれる

”勾配のたびに速度が増減する間抜けドライバー達」

の仲間入りをしちゃうんだよね(笑)

そもそも高速の走行車線では自分の巡航速度とピッタリ同じ速度で
走ってくれてる車なんてそうそういないわけで、
結局は追いついたら抜くしか無いのよね。

だったら追従じゃないクルコンでもいいじゃん?とも思うけど(笑)

あと、安全装備の車線逸脱警報と衝突防止ブレーキシステムも付いてるんですが、
こいつがピーピーとウルサイwww

いや、基本運転は優等生だという自負はあるんですが
結構誤検知が多くてね・・・

カーブの途中で前方に歩行者やすれ違い車がいたりすると
ブレーキ警告がピーピーなるし、
右折レーン手前の白ゼブラ帯とかに乗ってもピーピーなるし。

う・る・せ・えwwww

こんなんじゃ、ホントに危ない時に対応が遅れるんじゃね?(笑)

ま、便利機能はあくまでアシスト。
クルマを動かすのは何処まで行ってもドライバーであるということを
忘れないようにしないといかんということですな。

さて、慣らしってほどじゃないにせよ
当面ははヤンチャな運転はしないつもりなんですが、
取り敢えず100kmほど走り回りましたのでその印象を語ってみたいと思います。

内装はこんな感じ。
赤のアクセントカラーを随所に配置したインテリア
オッサンには少し気恥ずかしいwww

質感は高いとは言えないけど、かと言ってパッと見で安っぽい感じもしませんね。

スズキさんの場合、金をかける所とかけない所を
スッパリと潔く切り分ける傾向が強く、内装などは多分後者。

まあそれでも、高級車に比べれば見劣りがするってだけで、
「安っぽくて泣ける」ってレベルじゃないですからね。

それでいて”作り込む部分=走りの部分”は手抜きなく作り込まれていて
あのバリュー価格ですからね。やはり素晴らしいメーカーだと思います。

ミッションは6速MTです。

シフトストロークは少し長めで、現行アルトワークスみたいに
ショートでスコスコと小気味よく入るという感じではないですが、
シンクロが1速2速:トリプルコーン、3速:ダブルコーンとなっている恩恵か、
多少のズボラ操作でもコクンコクンと気持ちよくギアが入りますね。

クラッチペダルも「ちょっと軽すぎ?」ってぐらい柔らかく、
総じて運転は楽ちんです。
これならマニュアル車に慣れて無い人でもすぐにスムーズに走ることが出来そう。

ただ前の車が5速MTで、そのリバースギアだった位置に今の6速があるので
何の気なしにバックしようとすると普通に6速に入れてしまうという問題が・・・(笑)

6速MT車は初めてなので、切り返すバック駐車などで
何度か焦りました(笑)

まあすぐに慣れるでしょうけどね。

ギア比は1-2速以外はクロス気味のセッティングになってますが、
矢継ぎ早のシフト操作を要求されるような感じではなく
優秀なトルク値とあいまってズボラなシフト操作でもしっかり加速してくれます。
ファイナルギアの設定が絶妙ですね。

現在はあまりエンジンを回さず、ショートシフト気味で走ってますが
街乗りでは全く不満のない気持ち良い加速を味わえます。

とは言え、大人しく街乗りしてるだけではこのクルマの真価は半分も発揮されない。

一度だけ誘惑に負け、高速の合流から1◯0キロまでトルクバンドに乗せて加速させてみましたが
その時の気持ちよさと言ったらもう・・・・!(笑)

巡航中の高速ギアでも追い抜き可能な加速力があるし、
しっかりシフトダウンすれば追い抜きはストレスフリーです。

怪しい二人乗りのゼロクラウンを抜くときなど、注意と自制が必要ですね(笑)

そして初のターボ化ということで気になるその乗り味ですが。

最近のダウンサイジングターボは、その殆どが
ノーマルオープン制御でウェストゲートを制御しております。

※ウェストゲート:ターボ車で加給タービンを回すための排気を開け閉めしてコントロールするためのゲート

これは簡単に言うと、普段は加給タービンを回さずに、
必要なときだけ回す制御。

燃費に優れる方式で、ダウンサイジングターボのコンセプトを考えれば
当然の制御です。

対してスイフトスポーツはノーマルクローズ制御
オープン制御と逆で、基本タービンを回しっぱなしにして、
排圧を抜くときだけゲートを開ける制御です。

排気パワーを常にタービンを回すために使うので
当然燃費は劣ります。

だがそれがどうした?

「燃費とかエコとか気にする人は大人しくプ◯ウスとか乗っててね♡」

っていうスズキさんの姿勢が垣間見えます。敢えて時代に逆行。大好きです(笑)

そしてこの思い切りの良い設計が走りに与える恩恵は大きい。

2000~3000rpm程度の街乗りではあくまでジェントル。
とはいえ、非力な感じは一切なく、
剛性の高いシャシーと相まって、いわば陸上選手がゆったりとジョギングしてるような余裕感。

そして使用回転域をワンランク上げると一転ターボが目覚める。

一瞬のターボラグの後にくる「グワッ」ケツに来る加速感。

官能の一言。

ターボラグはなくはないけど最低限で、レスポンスはなかなか良好です。

それでいて、燃費もそこまで悪くはなく
街中:9~10km/l、郊外:11~12km/l,高速:15km/l前後と良好。

よくぞここまで仕上げた。

もうね。声を大にして言いたい。

ありがとう!スズキさん!

さらに素晴らしいのがハンドリング。

高めの速度からブレーキングで発生した前荷重を残したまま、
「スパッ」とハンドルを切ったときの鋭いターンインが秀逸です。
スラローム時やレーンチェンジ時の安定感。惚れた。

コーナリング中にアクセルコントロールで姿勢を制御するような運転は、
流石にレスポンスに優れるNAの先代スイスポに軍配が上がりますが、
立ち上がり加速に入ってからは、FF特有のアンダーステアも最小限
何より進入→旋回→脱出・直進へと操作していく中での
シームレスな荷重変化が素晴らしく滑らか。

フロントのコーナリングフォースが直進方向に消えた直後、
一瞬遅れて「ピタッ」と吸い付くように納まるリアサスのセッティングも見事です。

こいつは峠道とか走ったら気持ちよさそうだなあ・・・ヤバイなあ・・・・(笑)

乗り心地も、ヘタリ切っていた先代の脚と比べるのもアレですが、
硬いのにゴツゴツしない上質感があり、走りに興味がない奥さんもニッコリです(笑)

いやいや、よくもここまで本気で作ったもんです。

再度、声を大にして言いたい。

ありがとう! スズキさん!

と、ここまで手放しで褒めそやしてしまいましたが
唯一先代の方が良かった点が一つだけあります。

それはデザイン

いやね、全然カッコいいのよ。現行も。

でもいかにも「今どきの日本車」っていうカッコよさなんだな。

なんつーか、ア◯アとデ◯オとアク◯ラを足して3で割ったような・・・(笑)

繰り返すけどカッコいいことはカッコいいのよ。
でもちょっと無難な路線だな・・・って正直な印象。

何より、曲線的で欧州っぽいオシャレさがあった先代のデザインが大好きだったので・・・

言わば先代はジオンの曲線美現行は連邦の無骨感・・・・って感じ?
なに?全然分からん?退場www

ワタクシ、モビルスーツはジオン派なので・・・・(笑)

これも慣れかね。

ま、デザインに関しては好みの問題なので文句を言うつもりはありません。

トータルで判断すると相当いいクルマですね、やはり。

あちこちアラはありますよ?

先程も申し上げたとおり、”走り”に関係ない部分は思い切って金かけてないですからね。

暗すぎて実用性がないルームランプやバックランプとか、
ロードノイズの車内浸入、風切り音、オモチャみたいなスピーカー・・・

言うてもそこは180万のクルマですよ。

ただ、そのへんは不満を感じたユーザーが各々手を入れれば良い部分。

気にしない人は気にしないでしょうしね。
そういう人にとっては、細かい部分まで金をかけて車両価格が跳ね上がるよりは
今のままのバリュー価格のほうが断然好ましいはず。

気にする人にとっても、気になった部分を自分で改善したとして、
その投資額は微々たるもの。

そこを差し引いてもお買い得感はかなり高いのよね。

こういうフレキシブルなクルマづくりって日本で出来るのは
スズキさんだけだと思う。

保守的で、最大公約数的なクルマしか作れないどこぞのメーカーには
是非とも見習ってほしいものですね!

ま、大手メーカーにそういう身軽さを求めるのは酷かもしれんけど(笑)

ここまで褒めればスズキさんから何か贈られてくるかな(笑)

クルマに興味ない人には全くもってつまらない記事ですね。スイマセン(笑)

さて、3月から会社の粋な計らいで、勤務が1時間短くなり
休日も隔週休みだった土曜が全て休みとなり、完全週休2日へ。いまさら(笑)

キープキャストのある今週だけは所用で立て込んでるんですが、
後は釣りに行けますよ!

経済的な問題でオカッパリ中心にはなりますが・・・(笑)

琵琶湖は23日(土)と29日(金)に予定してます。

いよいよ暖かくなってきた琵琶湖。
チャンネルのウィードエリアという大きな選択肢が閉ざされて、
ウルトレックス非装備のレンタルボーターには厳しくなりそうな今年の琵琶湖ですが、
久し振りにお会いできる方もいるし、それでも楽しみですね。

今年こそ。ロクマル。


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