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2016年10月01日

結束のこと。たまには真面目に考える。

こんにちは(・∀・)

秋晴れの空が恋しいですね。

さて、結束。

PEライン使用時のリーダーとの結束についてのお話です。

管釣りトラウトの皆さんにも少しは関係のある話ですよね。




来週の琵琶湖湖北釣行に向けてアレコレと準備している過程で
スピニングタックルにPEラインを導入する必要が出てきました。

いや、まあどうしてもPEじゃなくちゃダメ!ってわけじゃないんだけどねw
その日想定しているスピニングの釣りにおいて、PEラインのほうが圧倒的にメリットが大きそうなんです。

それで浮かび上がってきたのがリーダーの結束の問題。

今まで管釣りにおいてはトリプルサージョンスノットで通してきたんですが
果たしてバス釣りにおいてもこのノットで大丈夫なのか?

あ、ちなみにトリプルサージョンスノットって人によってはサージェンスノットと言うこともありますが
正しくはサージョンスノットなんだそうです。

英語で書くとSir.John's knot。まあジョンさんっていう偉い人が考えた結び方ってとこやねw
これ豆な。←っていうか私も初めて知ったわw

・・・話が逸れた。

正直なところ、結束強度って今まではあんまり気にしてなかった

管釣りトラウトでは基本緩めのドラグ設定なわけで、
例えば2lbフロロのリーダーだったらドラグは大体2~300グラムで設定するよね。

これはライン強度の25~35%ぐらいの設定だから、
ぶっちゃけこのドラグ設定以上の結束強度があるノットならなんでもいいわけさ。

トリブルサージョンスはもちろん、電車だろうがトリブルエイトだろうが強度的には問題ないの。
あえて乱暴に言えばね。

だから強度っていうより、現場でサクッと結びやすい&安定しやすい
とか、ガイド抜けがいいとか言う点に重点をおいて好きなノットを選べばいいわけです。←私の個人的な考えです。

で、バス釣りだとどうなのか?

基本バス釣りは比較的ドラグに頼らない釣りをします。

ベイトリールなんてドラグはフルロックに近い設定で、上手い人はデカバスの急な突っ込みとかに
クラッチを切って対処したりしてますよね。←私はそんな器用なマネ出来ませんがwww

スピニングは流石にドラグを出すこともありますが、管釣りトラウトとは比べ物にならなぐらい
強いドラグ設定で釣りをします。
ストラクチャーやカバー周りでのファイトが多くなるバス釣りにおいては
ズルズルドラグ≒ラインブレイクですからね。

必然ラインと結束が限界を越えない範囲で、ギリギリの強いドラグ設定が必要になります。
ファイト中の細かいドラグ調整もトラウトより頻繁にしなければなりません。

これを踏まえて・・・・

バス釣りにトリブルサージョンスノットは使えるのか?

計測してみました。

実戦で使用予定のラパラのoctanova-8x・0.8号とフロロ10LBリーダーを
トリブルサージョンスノット(+ハーフヒッチ5回)で結束し、
デジタルバネ秤で切れるまで引っ張るという原始的な計測を数回・・・・

平均結束強度・・・・・およそ60%

10lbリーダーで6lb約2.7kgの強度です。意外に弱いねえw

まあこれぐらいの強度があればオープンエリアの釣りなら
ドラグファイトでデカバスも取れるだろうし問題ないっちゃあ問題ないけど・・・

ウィードエリアの釣りなんかだと、潜られないようある程度強引なファイトが必要になってくるし
強度はあればあるほど安心なのは間違いないところ。
(ロッドが負けない範囲でって制限はあるけどね)

ところで、このトリブルサージョンスノットや電車結び、トリプルエイトノットはいわば解けないような結び目を作って
ライン同士を保持するノットです。

※「何をアタリマエのことを・・・・」って思った人はもう少し読み進んでねw

これらのノットの弱点はこの結び目。
結び目がガイドを何度も何度も通る内に、段々と結束が緩くなってきて
終いにはスッポぬける。

また、PEとリーダーなんかの結束では両ラインの太さが大きく違うことも多く、
細いPEが結び目の一点でリーダーに食い込んでその部分の強度が落ちる。

結び目系のノットにはこういう弱点があるんです。

これに対して摩擦系ノットというものがあります。

代表的なものにFGノットがありますね。

これはライン同士を一切結ばないノット。

リーダーとなるラインにPEラインを編み込むように巻きつけていく

終端処理とかはありますが、基本コレだけのノット。

ただ巻きつけるだけなんです。本当に。

「それじゃあ抜けちゃうじゃーんwww」って思うでしょ?
うん、私も最初思った。

でも抜けないんです。

構造上、引っ張れば引っ張るほどPEがリーダーを締め付けて食い込み
その広範囲の摩擦力でライン同士を保持するという、非常によく考えられたノットなのです。

しかも結び目が一切ないため、ガイド通りも抜群で
引っかかりによる、緩みや絡みのトラブルとも無縁。

改めて調べてみて感心しました。

ラインに多大な負担のかかる青物ジギングや、終日重いエギをシャクりまくるエギングの方々が
こぞって愛用するのもうなずけます。

だがこれが難しい。

いや、手順自体はそうでもないんですが、
編み込みがとってもシビアなんですね。

均一に、しかも力強く編まないとダメ。

締め込みも素手では手が切れるぐらい思い切りやらないといけません。

これが少しでも甘いと強度が出ないとかいうレベルの話以前に
ノットとして成立しない。

即ち引っ張ると抜けるwwww

試しにやってみましたが、何度やってもスッポ抜けます(泣)

うん!これは不器用な私には不可能だな!

潔く却下ですwww

その他にも摩擦系のノットはありますよ。

その中でも比較的手順が易しいのがノーネームノットと呼ばれるノット。
FGノットに近いですが、リーダーに抜け防止の結びコブを加えたような仕上がりになるノットです。

手順を簡単に説明すると
1:リーダーに8の字の輪っかを作り、その中を縫うようにPE先端を通す。

2:通したPEをリーダーに10回ほど巻きつけていき、ハーフヒッチで折り返して
戻るように更に10回巻きつけ。

3:その後、最初に通した8の字に同じルートで巻きつけ終わったPEの先端を通し締め込む。

4:ハーフヒッチを繰り返して終端処理をして完了

・・・・・絶対分からんね、文章じゃwww

ま、興味のある人は検索してみて下さい。動画とか沢山あります。

で、実際挑戦してみたんですがこれなら何とかなりそうです。

ただ、結び方の関係上色々と制約があります。
リーダーはピンと張ってる状態じゃないとダメだから
ボビンから切らずに足で踏むなどして保持しないといけないし
PEもロッドのガイドに通した状態でティップの弾力を使わないとやりづらい。

結束する体勢を整えないと凄くやりにくい。っていうか出来ない。

例えば風のあるボート上とか足場の悪い場所とかウェーディング中とかで
結束することを考えると不安があります。

そして、いくら抜け止めの結び目があるっていってもそれは飽くまで補助。

編み込みが甘いとまともな強度が出ないのはFGと同様です。

今のところ、家で上記の体勢を整えた万全の状態でジックリやっても
成功率7割ぐらい。

これでは釣り場で体勢が制限された環境ではまともに結べそうにありませんねえ・・・・

あと、結束強度もいま一歩。

大体リーダー強度の80%前後でリーダーの結び目から切れます。

強度的にはギリギリ合格点なんですが、リーダーのノットから切れるのでは根掛かり時などに
水中にリーダーを残してしまうのでよろしくないですね。

欲を言えばルアー側の結束で切れるようにしたい。

ルアー側を弱いノットにして調節する手もないわけじゃないですが・・・・

これらの問題点を考えるとやはりFGノットをマスターしたい・・・・

練習あるのみなのか・・・・

そんな時に一筋の光明が

ネットで”FGノット 抜け”などと検索してて見つけたコレ
結束のこと。たまには真面目に考える。

大体において、こういう便利ツールって宣伝文句ほど便利じゃなくて
買ったはいいけど1,2回使ってお蔵入り・・・・ってのが多いんですが
これは結構評判が良かった。

使用方法の動画を見ても上手くいくイメージしかわかないw

お値段¥3,000オーバーと決して安いものではないですが思い切って買ってみました。

で、使用後の感想。




す・ば・ら・し・いwwww

不器用な私でもほぼ失敗なくキレイなFGノットが編み込めます!!!

FGノットの最大にして唯一の難点、安定した強い編み込みと締め込みが
工程の中で自然に出来ていくのが素晴らしいですね!

結束強度もリーダー結束部より先に85%程度でルアー側の結束が切れてしまうので
正確には分かりませんが、90%ぐらいはありそうです。

そして器具単体で、各ラインをピンと貼った状態に固定できるので
ノーネームノットのように体勢を整える必要がなく、
どんな場所や状況を選ばず安定して結束することが出来ます。

別に第一精工の回し者ではないですが、これは”買い”ですよ~

私のような不器用ちゃんには強くお勧め致します。




「そんなもん、器具に頼らなくても完璧に出来るわ!」

っていう器用な方は鼻で笑ってて下さいwww




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この記事へのコメント
こんばんは

FGノットは僕も諦めました。
難しいッス。
でも便利な道具で簡単に出来るなら買おうかな?
8日は僕も行く予定なので見せてもらお。
因にトリプルサージェンスノットなら、PEの本線に結んだ後のフロロ(切る方)をハーフヒッチで5~8回結ぶとかなりの強度になりますよ。
Posted by タケピョンタケピョン at 2016年10月01日 18:57
タケピョンさんこんばんは

あのノット、器具無しで編める人って
どっか人として変です。

多分隠し腕が一本あるか、
指が3本ぐらい余分にあるかとwww

ノットアシスト、是非とも8日に試して下さい。
欲しくなりますよ(笑)

ハーフヒッチってPEの余りラインで作るもんだと思ってたけど
フロロ側でもやるんですか?

1度試してみます。
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月01日 19:49
自分もノット苦手です。FGはメインラインを口でくわえて引っ張って巻きつけてました。ユーチューブ動画でもあったような。
でも、このノットアシストいいですね~

ちなみに、サージョンスのハーフヒッチをリーダー側でやるのは知りませんでした。たまにすっぽ抜けてますんで今度やってみよう。
Posted by たかちゃん at 2016年10月02日 08:48
なにそれ。欲しくなるじゃないか。

当初はこのノットすげぇと思いやろうと思いましたがあの図解みたいなやつ見ただけでサクッと諦めましたwww
あれが必要な釣りなどしたくないぞと。

今釣具屋来たから見てみよ(笑)
Posted by mailman32mailman32 at 2016年10月02日 09:57
あっ、それは自分も使ってますよ。
サーフにエギに最高の逸品だと思います。
しかも、簡単で強度のばらつきが少ないので◎。

ただ、細いラインだと最後の締め込みで切れることが多いです。

個人的には、リーダーは2号程度まで、PEは0.5号までですね。
それ以下はHMノットを使ってます。
とくにトラウトやメバルの時ですね。


H・M=本山博之

自分の名前を前面に出してしまうほどの自信作です。
5gシンカー1個でOKですからね。



良くよく調べるとPRノットの超ライト版ですね。


1度試してみてください。
Posted by 波平遊戯波平遊戯 at 2016年10月02日 18:53
たかちゃんさんこんばんは

苦手とか言いながら
器具を使わずに編めていたんでしょ?

そんな器用な人は私の敵です。さようならwww

それは冗談ですが(笑)

サージョンスノットは私なりに研究しましたが、
一番大事なのは可能な限り
PEとリーダーが交差しない状態を保ったまま
締込みをする事だと思います。
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月02日 22:19
mailmanさんこんばんは

もう買った?www

私も菅釣りにPEを導入する時に
FGノットの存在は知りましたが、
全く同様の脳内プロセスを経て
習得を諦めましたwww

あの図解見るとやる気なくなりますよね(笑)
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月02日 22:23
波平遊戯さんこんばんは

HMノット、動画で見てみました。

いやー探究心とアイデアに脱帽です。

シンカーの重さを使って巻くとは…

この方法はノーネームノットとかにも応用出来ますね!

先人の知恵って素晴らしい!www
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月02日 22:28
プスノットで、エリアからバスまでやってます。
45のスモールでも余裕ですわよ。
Posted by ノットって速度でゲスか? at 2016年10月03日 09:51
速度も結び目も綴りは同じなんだねゲス師匠おはようございます。

プスノット・・・?って何でしょう?

誰かのオリジナルかな?
Google検索に引っかからないワードって初めてですwww

今度教えてください。
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月03日 10:32
シーガーノット?
8の字にするやつです。であまり糸でハーフヒッチ3回くらい。

プスノットは、プス様がやっていたので、その名前がついているらしいです。
Posted by ノットって速度でゲスか at 2016年10月03日 11:03
>ゲス師匠

ああ、シーガーノット。別名トリプルエイトノットね。

同じノットなのに名前が色々あってややこしいわ(笑)

ほー45センチのスモールでも行けますか!

因みにその時のラインの太さは?

でもスモールってことはオープンでの釣りでしょ?
ウィードエリアでデカいバスに潜られない
ファイト、出来ますかね?
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月03日 12:18
8月の琵琶湖でも52までは行けます。
0.8号PEに12ポンドフロロですけど・・・・
Posted by ノットって速度でゲスか at 2016年10月03日 18:23
>ゲス師匠

んー60オーバー釣る予定なのでダメだなwww

…嘘です。スイマセン(´・ω・`)

っていうか、よく考えたらロッドが
6ポンドぐらいまでのライトパワーなので
ムキになって結束強くしても
意味が無い事に気が付きましたwww

ま、今後の参考にします。

パワーフィネスも導入だな!(笑)
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月03日 19:08
こんばんは。
私もノット苦手ですね~。
細いラインほど、スナップに結束時
の撚れが強度に影響する気がして、
本山プロのダブルユニノットを練習する
も習得できず仕舞いでした。
海のルアーをやる人は、揺れる船上
でよくあれだけ複雑なノットをできるもの
だと感心しています。
Posted by ピロイチ at 2016年10月03日 21:32
ピロイチさんこんばんは

どんなノットを使うにしても
丁寧に、ラインに偏った負荷を掛けないようにってのは
共通した基本なんですよね。

そのへんを雑にやっちゃうと
手痛いしっぺ返しをくらいます(笑)

ソルトの人は凄いですよね。

私があんな揺れる船でノット組んだら
1発で船酔いしてゲロゲーロwww
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月04日 01:27
パワーふぃねすロッド

TKSS-66MHST

いいロッドですよ。
Posted by ゲスノット at 2016年10月04日 11:59
>ゲス師匠

定価はちまんよんせん円wwwww

買えるか!www
Posted by mako@zc31mako@zc31 at 2016年10月04日 12:17
 
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